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Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2 レビュー

約 8 分

完全ワイヤレスイヤホン、去年2019年はソニーWF-1000XM3やAppleAirPods Proがツートップだったようですが、音質に限ってはSennheiser MOMENTUM True Wirelessの評判が良かったそうです。私は視聴しただけですが、確かに低音から高温までナチュラルながら全ての音域が再現されていて思わず即買いしそうになりました。バッテリーの自然放電が激しいとのレビューが多かったのと、アクティブノイズキャンセリングが搭載されていなかったという2点が購入をためらった理由でした。

  • 当初5月中旬発売と言われていた「MOMENTUM True Wireless 2」の発売日が前倒しになり、4月16日に発売になりました。

「MOMENTUM True Wireless」から「MOMENTUM True Wireless 2」になって大きく変わったポイント

  • アクティブノイズキャンセリング搭載
  • 筐体サイズが小さくなった(ドライバは変わらず7mm)
  • バッテリーの持続時間がアップ(本体4時間⇢7時間、ケース最大2回充電⇢3回充電)、自然放電の問題も解決されている模様
  • トランスパレントヒアリング(外音取り込み)搭載
  • 専用アプリ「Smart Control」によるカスタマイズ

MOMENTUM True Wireless 2のスペック

同梱物 本体、充電ケース、イヤーピース(XS/X/M/L)、USB-C -> USB-A 充電ケーブル、クイックガイド、安全に関する注意事項
重量 イヤフォン:各約6g、充電ケース:約58g
周波数特性 5Hz ~ 21kHz
マイク周波数帯域 100~10kHz
動作時間 イヤホン単体で7時間、ケース21時間で合計28時間
バッテリー充電時間 約1.5時間
放水性能 IPX4
Bluetooth

5.1

対応コーデック aptX、AAC、SBC
プロファイル HSP, HFP, AVRCP, A2DP

ワイヤレスイヤホンは、これまで「B&O Beoplay E8」「Master & Dynamic MW07」「Master & Dynamic MW07 PLUS」「YAMAHA TW-E3A」と使ってきました。

ヘッドホンはSennheiserのワイヤレスヘッドホン「HD 350BT」を使っています。

外観

高級感ありますが、国産メーカーのような全体メタリックでヘアライン多用してといったいかにも的な感じではなく、北欧の家具のような上品さがあります。悩んだ末にホワイトを選んで大正解でした。

音質

すごいですね。久しぶりに震えました。ドンシャリが好きな方は不満かもしれませんが、非常に上品でボーカルの声、楽器の音が繊細に届いてきます。迫力のある音作りではありませんが、全域においてバランスが良く、何より音場が広いです。特に気に入ったのは低音の厚みです。厚みの中に太さがあると言うんでしょうか。太さの中に繊細さがあると言うんでしょうか。思わず目を閉じて没入したくなります。まだ手元に届いて2日半だけなのでこれからどう変わっていくか楽しみです。
Bang & OlufsenのE8を初めて使ったときにも感動しましたが、MOMENTUM True Wireless 2は更に音場が広く感じます。(E8は耐久性に問題があって長持ちしなかった)

ノイズキャンセリング性能

SONYやAppleのような強烈なノイズキャンセリングではありません。Sennheiserはヘッドホンでもノイズキャンセリングは上質なサウンドの補助的な使い方をしているので、MOMENTUM True Wireless 2のノイズキャンセリングもあくまでも自然な感じで効かせています。いやゆるノイキャン酔いする方でも大丈夫ではないかと思います。他のメーカーのノイズキャンセリングは騒音を消すことが目的のようですが、MOMENTUM True Wireless 2のノイズキャンセリングは音質を1段あげることが目的のように感じます。
そもそも遮音性が非常に高いので、ノイズキャンセリングを効かせる必要性すら感じなくもあります。

トランスパレントヒアリング(外音取り込み)

外音取り込みもノイズキャンセリング同様に非常に自然な音で聞こえます。自分の喋っている声も、アナウンスなどもロボット的な感じは一切感じません。とても優秀だと思います。

Bluetooth接続

散歩しながら使ってみましたが、接続が切れそうになったり、ノイズが入ることはなかったので大丈夫そうです。人混みにはいけないので厳密には試すことが出来なかたので、問題があれば報告したいと思います。ペアリングもそこそこ早いので、イラつくこともないと思います。

専用アプリ「Smart Control」

Smart Control https://ja-jp.sennheiser.com/smartcontrol

Smart Controlアプリを起動してペアリングするとアップデートの通知があったので、早速アップデートしました。

タッチ操作のカスタマイズとイコライザー機能が専用アプリ「Smart Control」の大きな機能です。

タッチ操作

タッチ式のコントロールはタッチミスが頻発するので大嫌いなのですが、この「MOMENTUM True Wireless 2」のタッチは大丈夫です。タッチ操作自体がシンプルなのとタップ時の確認音が聞こえるのでストレスがあまりありません。タップの感度も丁度いいです。とにかくユーザーが使いやすいように気遣いのある操作性になってます。

  • 音量 左イヤホンをプレスで音量が下がる、右をプレスで音量が上がる
  • ノイズキャンセリングのON/OFF 右イヤホンを3回タップ
  • 外音取り込み 右イヤホンを2回タップ
  • 音声アシスト 右イヤホンを1回タップ
  • 再生/一時停止 左イヤホンを1回タップ
  • 1曲スキップ 左イヤホンを2回タップ
  • 1曲戻り 左イヤホンを3回タップ

その他、良かったこと

マイク品質

基本性能以外では、通話品質が予想以上に良かったです。マイク分野でも実績のあるSennheiserですから当たり前なのかもしれませんが、通話を多くする人には大きなメリットになると思います。

高級感

お気づきの方もおられると思いますが、今回はホワイトカラーをチョイスしました。ブラック系が多いイヤホン製品ですが、「MOMENTUM True Wireless 2」のホワイトはとても高級感があります。AirPodが安っぽく感じられるのではないでしょうか。

フィット感

前モデルより直径が2mm小さくなったのですが、変わらずフィット感は高いです(個人差あります)。遮音性が高いので、正直ノイズキャンセリングの必要性すら忘れてしまいそうです。合わない人はイヤーチップを替えてみると良いと思います。

不満点

充電ケースのバッテリー残量が分かりづらい

充電ケースのボタンを押すとバッテリーの状態がLEDで表示されるのですが、バッテリー残量の確認がほぼ出来ないです。せめて専用アプリに残量が表示されると良いんですが。

  • 緑点灯 完全に充電されている
  • 黄点滅 イヤホンが充電ケースから充電中
  • 黄点灯 充電ケースが90%以下
  • 赤点滅 充電エラー
  • 赤点灯 イヤホン、充電ケースのバッテリー残量不足

専用アプリ「Smart Control」でのカスタマイズが細かくできない

特にソニー「WF-1000XM3」などは細かいチューニングが可能で、そのカスタマイズが楽しいのですが、「Smart Control」ではシンプルな調整しか出来ないのが残念。タッチパネル操作のカスタマイズは良いのですが、イコライザー機能をイジるのが好きな人には物足りないかもしれません。

まとめ

現在(4月16日)のAmazon価格が36,300円と高価な部類のノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンですが、ほぼ毎日使うことを考えれば十分購入する価値はあると思います。iPhoneでは特にイヤホンジャックが非搭載になって必須になってきたワイヤレスイヤホン、どうせなら良い音で聴きたい。良い音は好みが分かれるのですが、「MOMENTUM True Wireless 2」は今年リリースされるワイヤレスイヤホンの中でもベスト3に入ることが予想されています。実際に使ってみても、Sennheiserらしい実直な音作りが感じられます。

SONYやAppleも新型のノイズキャンセリングイヤホンをリリースしてくるでしょうし、Technicsも「EAH-AZ70W」という10mmドライバと搭載したイヤホンを発売し、高評価のレビューを獲得しています。更に高機能な製品も登場してくるとは思いますが、音質に関しては「MOMENTUM True Wireless 2」を選んで満足できると思います。

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