jittodesign blog

デザインやグラフィックソフト、カメラなどに関するブログです。

iBasso AudioのDAP「DX160 ver.2020」

約5分

iBasso Audio DX160 ver.2020

iBasso Audioは中国の音響機器メーカーで、DAC(Digital to Analog Converter)やDAP(Digital Audio Player)を販売しています。iBasso AudioがリリースしているDX160 ver.2020は、2019年に発売されたDX160の後継機でバッファチップの変更で信号変換速度の向上、3.5mmジャックの規格変更、液晶画面の変更がされているようです。

パッケージは、本体、USBケーブル、液晶保護シート、本体保護ケース、各種保証書などが入っていました。裸使いしたいので、保護シートもケースもしまっておきます。

Android 8.1で5インチ1080pの液晶です。

32GBメモリが内蔵されていますが、microSDカードも使うことができます。手持ちの128GBのmicroSDを差し込みましたが、無事に認識されました。

microSDカードの差込口

充電やPCとの接続はUSB-Cのインタフェースが用意されています。1.5時間の充電で最大12時間の連続再生が可能です。

オーディオ性能はハイレゾ対応で、3.5mmステレオ出力、4.4mmバランス出力、3.5mmライン出力、3.5mm同軸出力が可能です。またBluetooth 5.0が搭載されているのでワイヤレスイヤホンも使用できます。

左側が4.4mmのバランス接続、右側が3.5mmイヤホンジャックです

本体右側には再生操作やボリュームのダイヤルが並んでいます。

DAP(Digital Audio Player)を買った理由

外出時の視聴にはiPhone + Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2を使っていました。ほぼ毎日充電しなくてはいけないこと以外は、音質、操作性など大変満足しています。MOMENTUM True Wireless 2のノイキャン性能は弱めですが、私にとってはそれもまた快適で、外音取り込みもとても便利です。音質もワイヤレスということを考慮すれば、未だにトップクラスだと思います。

話は変わりますが、Macのキーボードは東プレのREALFORCEを使っているのですが、その前はHHKBのワイヤレスモデルのHHKB BTを使っていました。キータッチが官能的なのはHHKBなのですが、デスクトップではテンキーがほしかったのと、トラブル時にワイヤレスキーボードが認識できずにUSB接続のキーボードを引っ張り出す必要があることがストレスでした。そんなこともあって、最近はワイヤレスを喜ぶのではなく有線志向に傾いてきています。
そういえば数年前まではiPhone SEにSennheiser IE 40 Proという組み合わせで、これでも十分満足していました。iPhoneにイヤホンジャックが無くなって使われなくなったIE 40 Proが引き出しにしまわれています。どんな音だったけと思いiMacに繋げて聴いてみました。中音から低音の豊かさではMOMENTUMに分がありますが、IE 40 Proの方が高音の軽やかさや分離感があるように感じます。IE 40 Proは既に販売が終了していてモデルチェンジしたIE 100 Proに置き換わっていて視聴する機会がありましたが、IE 40 Proとの音の違いが分かりませんでした。それだけIE 40 Proが完成していたということでしょうか。

話しが長くなりましたが、外出時にもIE 40 Proを使ってみたいというのがDAPを購入するキッカケになりました。私が使っているiPhone Xs(古い)にはイヤホンジャックが無いので必然的にDAPを購入することとなりました。DAPといえばSONYのウォークマン、息子も使っていますが、王道はちょっと外したいといういつもの浅はかな考えで別のメーカーを探し始めました。でもDAPってそもそも高額なんですよね。手頃な価格のDAPは選択肢がかなり限られます。

そんな中で見つけたのがiBasso Audio DX160 ver.2020でした。iBasso Audioというメーカーも初耳で、レビューの中にはあまり良くないものも見受けられます。画面操作がもっさりしている、Bluetoothが途切れやすいなどなど。価格も4万円近くとそれなりにするので躊躇していたのですが、ジョーシンのオンラインで33,000円台で売られていたので思わず購入してしまいました。

無事に聴けた、そして別世界へ

DX160 ver.2020はAndroidベースで使い慣れていませんが、無事にApple MusicアプリやAmazon Musicアプリをインストールすることができました。ファームウェアのアップデート、Google Pay Storeアプリのインストール、Apple music、Amazon Musicのインストールと進めて、曲をDX160にダウンロードしました。

さて、初めてのDAP。バランス接続にも対応しているDX160ですが、IE 40 Proで聴いてみました。いやぁ、別世界。話には聞いていましたが、もうiPhoneには絶対に戻れない…。30万円オーバーもあるDAPですが、3万円で手に入れられたDX160で私の耳には十分すぎます。明日からの通勤時間が楽しみ。

Bluetooth接続もできるのでMOMENTUM True Wireless 2で使ってみました。iPhoneで聴くよりも音は良いように感じますが、DX160IE 40 Proの方が上に聴こえます。さらにDX160は噂通りBluetoothが弱く、音切れが発生してしまいます。これは予想していたことなので、素直にIE 40 Proで聴いていきたいと思います。

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