jittodesign blog

デザインやグラフィックソフト、カメラなどに関するブログです。

Magic Keyboardを買う前に考えるべきデメリット

約 6 分

Magic Keyboardが発売されてすでに購入された方も多いようだが、11インチモデルで34,980円(税込)、12.9インチモデルで41,580円(税込)も出すなら、もっと広いMagic Trackpad 2と、もっと気持ちいい打鍵感と使い勝手のいいキーボードと、もっと自由度の高い角度を得られるMOFTを手に入れたほうが、何倍も気持ちのいいiPadスタイルを得られるはずです。

Magic Keyboard、じゃない理由

iPad Proの向きの制約

Magic KeyboardはiPad Proを横向きにしか取り付けることができません。横向きでの使用が多いとはいっても縦向きの方が使いやすい場合や縦向きにしか対応していないアプリもあります。

角度の制約

Magic Keyboardに取り付けたiPad Proは角度を無段階で調整することができるが、その調整角度の範囲はとても狭いものです。使用する態勢がかなり制約されるかもしれません。

Apple Pencilが使えない

Magic Keyboardに取り付けたiPad Proの角度ではApple Pencilは満足に使えなそうです。筆圧を掛けるとMagic Keyboardもろとも後ろに倒れてしまうんじゃないでしょうか。

キーボードとiPad Proの位置関係の制約

iPad Proの角度を多少調整できたとしてもキーボードとの位置関係はほとんど変わりません。平均的に適した位置関係に設計されているとしても、すべての人、すべての作業内容に適しているとは限りません。外付けのキーボードであれば、自由な位置や角度でタイピングができます。

一体としての重量

Magic KeyboardとiPad Proをセットすると、11インチモデルで1.2kg以上、12.9インチで1.3kg以上になります。この重量だけで重すぎるとはなりませんが、外出時には結局持ち歩かなくなるというケースも多いのではないでしょうか。もっと気楽にバッグに放り込めるためにiPadを買ったんじゃなかったでしたっけ。

裸の状態でiPad Proをセットするしかない

Magic KeyboardにiPad Proをセットするには、iPad Proにケースを使っている場合はケースから外す必要があります。MOFTなどの裏面に貼っているスタンドも外さなくてはいけません。外出する際や他のスタイルでは別のケースを取り付けてデスクではMagic Keyboardをと考えている方も多いと思いますが、その度に付けたり外したりするのは面倒なのとケースを痛めてしまうのではと心配になります。

値段が高い

11インチモデルで約3.5万円、12.9インチモデルで約4.1万円もします。すでにキーボードを持っていたり、Magic Trackpadをお持ちの方は追加するメリットを考えたほうがいいと思います。もっと楽しませてくれるガジェットは沢山あります。

キータッチが至極なわけではない

もちろんSmart Keyboard Folioに比べればストロークが1mmのシザー構造になったキーボードの打鍵感は優れているでしょうが、Apple純正にこだわらなければ専門メーカーからもっともっと優れたキーボードが発売されていますし、多少値段が高くても他に流用することができます。

トラックパッドはMagic Trackpad 2の方が優れている

サイズ的な制約があるのでトラックパッドが小さいのはしょうがないですが、この大きさで3本指や4本指のジェスチャー操作が快適にできるようには思えません。またクリック操作もMacBookやMagic TrackpadのHaptic方式ではなく物理的なクリック機構になっているようです。

iPadを買い替えたら、おそらく使えなくなる

キーボードとトラックパッドが一体になったケースであるMagic Keyboardですが、例えば次に発売されるiPadに買い替えた際にそのまま利用できる保証はありません。カメラ部分の形状が変わったらと考えると…。

まとめ

ケース、キーボード、トラックパッドが一体になったMagic Keyboardですが、一体であるがゆえにスタイルを成約することになります。ほぼMacBookだというレビューが多いですが、iPadってこれまでのPC/Macの使い方をもっと自由に開放するために生まれたんではなかったでしたっけ。
もちろん物理的なキーボードの方が作業効率が高いこともありますし、本体のタッチ操作よりもトラックパッドが便利なときもあります。しかし、そんな作業効率よりももっともっとクリエイティブなスタイルを提案してくれたのがiPadですし、その可能性を大きく広げてくれたのがApple Pencilなんだと思います。
もちろんMagic Keyboardが使用スタイルに合う人達もいるので全てを否定するわけではありませんが、立ったまま手に持って、机に置いてみんなでワイワイと、ソファーでリラックスして、Apple Pencilで自由に描いてといったiPadならではの使い方が多い方は結局使わなくなるんじゃないかという個人的見解でした。
デスクに座って作業することが多い人はMagic Keyboardに満足することだと思いますが、それならMacBook Airとかを買ったほうが宜しいではないでしょうか。


2020年4月22日 追記

キーボードに傾斜が無い

タイピングの打鍵感が良くなりましたが、キーボードに傾斜がないので長時間使用していると手首や指が疲れてくることが予測されます。

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