ノイズキャンセリング付のワイヤレスイヤホンが各社から発売になっていて、さらに良い音質となるとそこそこのお値段になってますね。1番人気はAppleの「AirPods」シリーズ、ノイズキャンセリング付の「AirPods Pro」となると27,800円(税別)になります。iPhoneとの相性や違和感のないノイズキャンセリング性能が人気の理由のようです。問題の「うどん」もAirPods Proでは短くなっています。でも、短くなったとは言え、私はどうしてもあのデザインが生理的に無理です…。ワイヤレスイヤホンで高音質というとゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless」でしょうか、デザインも高級感があります。
私はMaster & Dynamicの「MW07 PLUS」を使い始めていますが、仕様上充電ケースに入れるたびにノイズキャンセリングの設定がオフになります。そんな仕様もあって、結局はノイズキャンセリングをオフにしたまま使うようになってしまいました。確かにノイズキャンセリングのオン・オフを切り替えるとその効果は実感できるんですけど、そんなに必要なのかというとイヤホンがちゃんと自分の耳にフィットしていれば良いんじゃないかなぁとも思います。
話しが遠回りしましたが、YAMAHAから発売された「TW-E3A」を買ってみました。Amazonで9千円弱(2020年1月23日)でした。YAMAHAからはアンビエントサウンド機能を搭載した「TW-E5A」が2月に発売されるのと、ノイズキャンセリング搭載モデルの「TW-E7A」が春に発売されるそうです。
YAMAHA TW-E3Aですが、スリーブが2種類(S/M)、イヤーピースが4種類(SS/S/M/L)、充電ケース、USBケーブルが付いてきます。
TW-E3Aのイヤーピースやスリーブを入れ替えながら装着したのですが、イヤホンの形状がとってもフィットしてくれます。フィット感は個人差が大きいのですが、少なくとも私にはComplyなどのイヤーピースを使う必要すら感じないほどピッタリ。まだ使い始めですが、これならノイズキャンセリングなんて要らないよと正直思っています。バッテリーも本体6時間、ケース充電を合わせると24時間使えるので十分です。
音質はYAMAHAらしいとてもフラットな印象です。無理に重低音を強調することもなく、悪く言えば特徴のないタイプです。低価格モデルなので、臨場感や奥行きはそこそこですがとても繊細に音が伝わってきます。9千円弱という価格を考えれば、とてもコストパフォマンスの優れたイヤホンだと思います。
このイヤホンを選んだ理由ですが、1番はミニマムでポップなデザインです。丁度いい力の抜けた感じが使っていて心地いいです。これからいろんなデザインのイヤホンが出てくるのでしょうが、現状ではAppleのうどんタイプ、黒基調タイプ、高級感タイプなどがありますが、ポップなタイプがもっと増えてくると楽しくなるんじゃないかと思ってます。