SHUREのSM7Bはダイナミックマイクなので、コンデンサーマイクと比較して感度が低いためゲインをかなり上げないといけません。SHUREのサイトでも60dB以上のゲインが必要と記載されています。
SM7BをそのままYAMAHA AG03に繋いで試したところ、やはり音量がかなり低くなります。GAINを最大かつフェーダーも最大にして、口元で喋って何とか使えるレベル。
先々にはそれなりのマイクプリアンプの購入も考えますが、とりあえずアクティブインラインプリアンプ sE ElectronicsのDM1 DYNAMITEを使ってみることにしました。ダイナミックマイクはファンタム電源は不要で、間違えて供給してしまうと最悪壊れることもあるそうですが、DM1 DYNAMITEはファンタム電源が必要になります。ゼンハイザーのMKE600はファンタム電源が必要で、差し替えてる際にSM7Bだけだとファンタム電源を間違えて送ってしまいそうで不安だったんですが、DM1 DYNAMITEを付けることでファンタム電源を常に送ればいいのでトラブル回避にも一役買いそうです。



するとフェーダーを最大の場合はGAINは5くらい、フェーダーを標準位置にするとGAINを7くらい十分使える音量になりました。DM1 DYNAMITEを使うことで+28dBを持ち上げることができるそうです。ボーカル録音を想定するとSHUREの記載のように+60dBのマイクプリアンプが必要になるようですが、とりあえずはDM1 DYNAMITEのみで使ってみて必要があればプリアンプの購入も考えることにします。
マイクプリアンプ、沼の入り口に立っているようで出来れば入りたくない。ただのオンライン授業やオンラインミーティング、動画教材制作用途ですから。でも、楽しそう。