Mavic Miniを購入していざ屋外で撮影し始めると、画はキレイなのにカクカクした動画になってしまうことが気になります。これはMavic Miniの性能が悪いのではなく、撮影時にNDフィルターが必須だからでしょう。NDとはNeutral Densityの略で濃度を中立にすることを指します。要はレンズに入ってくる光の量を減光するフィルターのことです。
例えば1/30fpsで撮影しようとすると適正なシャッター速度は1/30〜1/60sと言われています。Mavic Miniの絞りはf/2.8固定で、ISOが100〜3200になっています。晴天時が14EVだとすると、ISO100で撮影されたとしてもシャッタースピードは1/2000にもなってしまいます。
ND8であれば、シャッタースピードを1/8にすることができるので、上記の条件であればシャッタースピードは1/250、ND16であれば1/125となり、ND32であれば1/62.5とすることができます。
本当は反射光を抑えることができるC-PLフィルターが欲しかったのですが、回転式のものが見当たらなかったので暫定的に/PLフィルターを購入することにしました。PLフィルターも発売したばかりのMavic Mini用はまだ少しの種類しか出回っておらず、選択肢が少ないのが残念ですが、大ヒットのMavic Miniですから今後各メーカーから発売されると思われます。
きちんとしたC-PLフィルターが発売されるまで、もしくは高品質のNDフィルターの値段がこなれてくるまでの繋ぎとして今回はTaoricというメーカーのフィルターを購入しました。
ND8とND16、CPLフィルターのセットです。CPLは回転しないので効果の程は???かと思います。
購入したNDフィルターのチェックとしては、正しい減光効果が得られているか、そして色味に影響が無いかの2点かと思います。中心部と周辺部で減光効果が均一でないと困りますし、大きく色味が変わってしまっても困ります。今回は格安フィルターなのでパーフェクトを求めたりはしませんが、それほど問題はないようです。
時間が取れたら、比較動画を撮りたいと思います。
フィルターを装着していてもカメラカバーを付けることができます。
AmazonではMavic Mini用のNDフィルターが出始めています。