これまでセコニックのフラッシュメイトL-308を使っていたのですが、最新のL-308Xではないため絞り優先モードが無いために使いづらく買い替えをすることにしました。また、最近ドローン撮影をしてるのでNDフィルターの選択にも活用したいです。
買い替え条件
- フラッシュ光が測定できること
- 乾電池単3か単4で動くこと
- 反射光は特に対応して無くても良い
- あまり重たくないもの
フラッシュ光が必要なければ、ツインメイトL-208がいいのですが定常光だけなら特に露出計を使う意味も薄れてしまうので諦めました。
最後まで迷ったのは、フラッシュメイトL-308Xで使い方も分かっており絞り優先モードに対応したので条件はすべてクリアしてました。
ただ、使っていただけに面白みがない…。実務重視なら迷わずL-308Xなのですが。
そんなわけで、「ライトマスタープロL478D」をチョイスしました。起動するのに待たされるとか、タッチパネルの操作が苛立つとか、メニューの操作系統が良くないだとかといったレビューも確認しましたが、多機能で面白そうな使い方もできそうなので決めました。
露出計本体以外に同梱されているのは、下記の通り。
- スタートアップガイド、安全上のご注意、保証書
- ストラップ
- ソフトケース
- 反射防止フィルム
取扱説明書はサイトからダウンロードできます。
使ってみての雑感
プロユースではないので、起動や操作時のモッサリ感はそれほど気にならないです。デザインも大きさも丁度いい感じで気に入りました。液晶パネルタイプの露出計としては値段も手頃ですし、ストロボ撮影やドローン撮影をされる方にはオススメです。
L478Dは、定常光とフラッシュ光合わせて11のモードを備えてあります。
- 定常光T(シャッター速度)優先モード
- 定常光F(絞り)優先モード
- 定常光TF優先モード
- 定常光HD CINEモード
- 定常光CINEモード
- 定常光照度lx単独表示モード
- 定常光輝度cd/m2単独表示(反射光方式)モード
- フラッシュ光コードレスモード
- フラッシュ光コードレス積算モード
- フラッシュ光コード接続モード
- フラッシュ光コード接続積算モード
私の使い方で使用頻度が高いのは、「定常光F(絞り)優先モード」と「フラッシュ光コードレスモード」になりそう。フラッシュ光測光で便利なのは、全光量に対するフラッシュ光の比率を10%ステップの数値で表示してくれます。また測光値は9つまでメモリーしておくことが可能です。
Data Transfer Software
セコニックのサイトからダウンロードできるソフトウェアで、使用するカメラやレンズのシャッター速度、絞り値などの固有のバラツキを測定し、L478Dに読み込ませることでより正確な測定を行うことがそうです。別売りのアクセサリー「露出プロファイルターゲット」や「露出プロファイルターゲットII」を使用するのですが、手持ちのX-Rite ColorCheckerも対応しているとのことなので今度実施してみます。