マルチクランプポッド「CX-3000BK」を買ってみました。
CX-3000BKは、クランプで挟むことでポールや板に固定できるミニ三脚です。ミニ三脚といってもアルミダイキャスト製で800g程の重量があり、中型の一眼レフでも安定して使えます。耐荷重は1000gまでなので中型のデジカメまでなら大丈夫です。
形状としてはクワガタのツノような2本のクランプと支柱の1本の脚で出来ています。
クワガタのツノ部分は2箇所のレバーで2脚の開閉と先端の角度が調整できるようになっています。クランプで挟み込める厚さは最大10cmまでで、クランプの内側は凹凸があり、ゴムがあるので滑ることもなさそうです。
カメラとの接続のための三脚ネジのレバー、ボール部分の締め付けレバー、水平方向の回転レバー、後脚の角度調整レバーがあります。
テーブルの上などでは3本を広げて使用することで三脚として使えますが、最大の特徴としてはポールや板状のものをクランプで挟んで固定することもできます。
ボールの上に固定しました。挟み込んではいますが、衝撃があると回転してしまいそうですね。
縦のポールに装着してみました。ポールの上に固定するよりも安定します。
椅子の背もたれに固定しました。前後のバランスさえ気をつければ大丈夫みたい。
テーブルに固定しました。滑り落ちないか心配ですが、意外にしっかりと挟み込んでいます。
カメラの向きを下にすることで、俯瞰撮影にも活躍します。
そしてもう一つの使い方があります。後脚には三脚穴が空いているので、三脚にセットすることで俯瞰撮影に利用できます。
価格は、Amazonで4,896円(2017年10月10日現在)でした。作りもしっかりしていてミニ三脚としても丁度いいと思いますし、少し重いですが折り畳めばスペースを取らずに持ち運べ、いざという時にいろんな場所に固定することで撮影の幅を広げることができます。