jittodesign blog

デザインやグラフィックソフト、カメラなどに関するブログです。

横浜の根岸競馬場跡をカメラ散歩 ついでにHDR合成

約4分
横浜の根岸競馬場跡をカメラ散歩 ついでにHDR合成

今日は天気が良いのでドライブがてら根岸競馬場跡を見に根岸森林公園まで行ってきました。本来なら早朝に行くつもりだったんですが、夜ふかししてしまい到着したのは10:30頃になってしまいました。そしてPLフィルターを忘れるという失態も。

根岸競馬場跡

場所は根岸森林公園の中にあり、位置的には山手から磯子に向かって行く途中にあります。山手駅か根岸駅から歩いて15分ほど、横浜駅や桜木町駅からバスも出ているようです。駐車場もあるので、私は車で向かいました。途中道路工事をしていて渋滞してしまってましたが、空いていれば自宅から30〜40分で到着します。

根岸森林公園 http://negishi-shinrin.jp/

根岸競馬場は1866年に建設され、翌年から競馬場として利用されたそうです。現在残っているのは一等馬見所の建物で、1930年に建てられたので80年近く経っているですね。競馬場は建物の向こう側になるんですが、向こうは広大な米軍根岸住宅が広がっていて侵入は不可能です。年に1度あるらしいフレンドシップデーなら入れるそうなので、スケジュールをチェックしてみます。

PLフィルターを忘れる…

根岸森林公園の駐車場に車を入れ、カメラバッグをガサゴソとしたところPLフィルターを忘れてきたことに気がつきました。本日の天気は晴天で横浜の最高気温は29℃、空にはお天道様が上がりきってしまってます。空が白っぽくなってしまうか、建物が黒潰れするか、なかなか厳しい条件です。

HDR合成はあまり好きではないのですが、この条件ですし今日は「ブランケット撮影して後からHDR合成する日」にすることに決めました。次回は夕方に来ようっと。

マイナス1EVとノーマルとプラス1EVの3枚で撮影しました。

Photoshopを使ってHDR合成処理

一応、PhotoshopでもHDR合成ができます。ファイルメニューの自動処理から「HDR Proに統合」を選択します。

ブランケット撮影したデータを取り込みます。

HDR Proに統合の設定が開くので、適宜設定をします。

これが書き出したHDR合成画像です。設定によって彩度を上げたりすればいかにもHDR合成な写真にすることもできますし、言われなければ気づかれない程度に抑えることもできます。

Aurora HDRを使ってHDR合成処理

HDR合成処理専門のアプリケーションも数多くリリースされています。HDR合成の最高峰と言われているのが「Aurora HDR」です。ただし、私が持っているのは「Aurora HDR Basic」というバージョンなので、Proよりも機能が少ないと思われます。それでも通常のHDR合成では十分過ぎるほどの設定項目が並んでいます。

Aurora HDR https://aurorahdr.com/jp

画面下のプリセットから選択することもできますし、右側の設定で細かく調整することもできます。

こちらがAurora HDRで合成した画像です。

今日は思い切ってHDRっぽいように処理してみました。廃墟とHDRは相性いいですね。

使いどころなんでしょうが、やはり不自然な感じもしますし、無理に彩度上げてもねって感じがします。最近ではInstagramなどのアプリでもコントラストや彩度を上げるフィルターが簡単に掛けられるので、写真本来の質感やディテールが失われていってしまわないかと危惧してしまいます。

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