Osmo Mobile
先日手に入れた「DJI Osmo(以下Osmo)」は一式持ち歩くと結構な荷物になるので、普段使いのために「Osmo Mobile」を購入しました。カメラ一体式の「Osmo」ですが、「Osmo Mobile」はカメラが無くスマートフォンを接続して撮影するようになっています。そのため純粋な動画画質はスマートフォンに依存することになるのですが、私が普段使っているスマートフォンは「iPhone 6」で1080p HD 30fps/60fpsだったのです。本来なら「iPhone 7」または「iPhone 7 Plus」に移行するのが本来なんですが、「iPhone 6」を2年間使ってみて、どうも4.7inchの間延びしたサイズ感にしっくりきませんでした。結局アップルストアでSIMフリーの「iPhone SE」を購入しました。これで一応4K 30fpsが使えます。
iPhone SEですが、Osmoと比較するとセンサーサイズが小さいので解像力や階調再現も劣りますが、普段撮りには十分だと思います。
さてさて「Osmo Mobile」ですが、「Osmo」と同様に「DJI Go」というアプリをスマートフォンにインストールして使用します。「Osmo」ではほぼ設定するためのアプリでしたが、「Osmo Mobile」の場合はカメラアプリとしても使用することになります。最近のスマートフォンは光学手ブレ補正を搭載している機種もありますが「Osmo Mobile」を使えばスマートフォンそのものの位置や向きを丸ごと制御して手ブレを補正してくれます。
「Osmo」の場合はWi-Fiでスマートフォンと連動させていましたが、「Osmo Mobile」はBluetoothでの接続に変わりました。そのため初回のアクティベートさえ済んでしまえば接続するのがとても楽になったのと、消費電力も節約できているのだと思います。スマートフォンをOsmo MobileにセットしてDJI GOアプリを起動しOsmo Mobileの電源を入れれば数秒で同期が完了してスタンバイ状態にできます。
スタビライザーはカメラとのバランスを取るための調整が非常に面倒な場合が多く、その点一体式の「Osmo」が便利だった訳ですが、「Osmo Mobile」ではスマートフォンをセットする位置を大雑把に調整してあげるだけで大丈夫でした。「Osmo Mobile」の電源を入れると傾いていたスマートフォンが正しい姿勢を取ってくれます。
「Osmo」では30〜40分しか保たないバッテリーですが、「Osmo Mobile」はバッテリー自体はOsmoと共通ですが本体にセットした状態でUSB給電するようになりました。そのためモバイルバッテリーを持ち歩けば連続使用時間を延ばすことができます。給電中でも撮影可能でした。
スマートフォンを使うことで「Osmo」よりも画質は劣ってしまいましたが、スマートフォンに外付けレンズを付けることで広角や望遠にすることができます。
スタビライザーの性能
Osmoは手放してしまったので比較はできないのですが、Osmoと変わらずブレを補正してくれています。
モーション・タイムラプス
一定時間間隔でシャッターを切り、カットを繋げた映像のことをタイムラプスといいますが、Osmo Mobileを使えば簡単に撮影できるだけでなく撮影中にカメラの向きを少しずつ変えながら撮影することができます。
パノラマ撮影
Osmo Mobileが自動で回転しながら撮影し、合成パノラマ画像を作成してくれます。180°パノラマと360°パノラマがあります。
その他の機能
いろいろと多機能なので、下記の機能はまたの機会に紹介できればと思います。
- アクティブトラック 被写体を認識して追尾し続けてくれます。
- ライブストリーミング YouTubeライブを経由して動画をストリーム配信することができます。
Osmoとの比較
- やはり撮影スタンバイまでのステップの少なさが良いです。これだけで持ち歩く気になります。
- スマートフォンとの連携が取れることで、Osmoではできなかった撮影機能が増えています。
- バッテリーの保ち
- Bluetooth接続による通信の安定と省電力
Osmoはもう少し長く使う予定だったんですが、持ち歩きにかさばってしまうのと、バッテリーの保ちの悪さに嫌気が差してしまいました。Osmo MobileはリュックにMacBookと共に突っ込んで持ち歩けるので、できるだけ常備して使っていきたいと思います。
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