jittodesign blog

デザインやグラフィックソフト、カメラなどに関するブログです。

最後のIntel Macはどれにしようか

約6分

さよなら、Intel Mac

MacのCPUがIntelから自社開発のApple Siliconに置き換わっていくことが発表されているわけですが、どうも不安が拭いきれない。新しいSilicon Macを買ったとして、アプリケーションが対応するには少し時間が掛かるでしょう。アドビなどは割と早めにSilicon Macに対応した新バージョンをリリースするかもしれませんが、特にグラフィックの仕事では最新バージョンを直ぐに使うというわけにはいかないケースも多いのです。

アップルは「Rosetta 2があるから心配いりません」と言ってますね。

古くからのMacユーザーなら覚えてるはずですが、かつてPower PCからIntel CPUに移行が始まったのが15年ほど前のこと。Mac OSがPower PCに対応しなくなるまでには4、5年は掛かったと記憶しています。Intel Macへの移行期にAppleが従来のPower PC用プログラムコードをIntel Macで動かせるようにと搭載されたRosetta環境。今回のSilicon Macへの移行でもRosetta 2が用意されています。それはたしかにそうなんですが、もしRosetta 2環境で不具合があった際にSilicon Macネイティブの新バージョンをリリースしているソフトウェアベンダ(特にアドビさん)が古いバージョンのアップデートをどこまでやってくれるでしょうか。

現在使っているMacは、MacBook Pro 15インチ(2018)でCPUは第8世代 2.9GHz 6コアのIntel Core i9です。グラボにRadeon Pro Vega 20搭載しているので、グラフィック作業はもちろん、映像制作でもそこそこは不満なく動いてくれています。

MacBook ProかiMacか、はたまたMac miniか

ノートブック好きの私にとってはMacBook Pro 16インチモデルに乗り換えるのがこれまでのスタイルだったのですが、MacBook Pro 15インチ(2018)はとてもご機嫌に動いてくれるのであと2年ぐらいは使えるのではと思います。そのため買うならデスクトップ機を追加したい。もしMacBook Pro 16インチを購入するならMacBook Proを2台使いするのも面倒なので15インチ(2018)は手放してしまうでしょう。

Macを追加したい理由が実はあって、教えている専門学校の一つは完全にオンライン授業になっています。もう一つはオンライン授業からリアル授業に移行したけど状況次第でオンラインになってしまうかも。さらにもう一つは頑張ってリアル授業を進めてくれています。11月には大学の授業も始まるのですが、こちらはまだ未確定の状況です。

オンライン授業は4月から進行しているのですが、MacBook ProでTeams、またはTeamsやzoomで会議に参加し、アプリケーション操作は画面共有で見てもらうようにしています。しかし、どうもこれらの画面共有は解像度が低いらしく見ずらいケースも。そこで、別にアプリケーション操作用のMacを使って、外部出力でATEM mini(ビデオスイッチャー)に出力して方が良いのではと思っています。そうすればATEM miniでPIPも可能になりますし。

オンライン授業は始めた頃は、MacBook Proからミラーリングで外部出力してATEM miniに送り、キャプチャーした画面映像をATEM miniからUSB-CでMacBook Proに戻して配信するという方法も試していたのですが、MacBook Proにそれなりの負荷が掛かるようで、この方法は途中から止めることにしました。2台あれば画面出力のMacと配信用のMacという体制になるのでハンドリングもしやすい気がしています。

デスクトップ機となると、予算的にiMacかMac miniの二択となるのですが、Mac miniは2012モデルを買ったのが最後、iMacは更に昔でたしか2009年くらいだったと思います。どちらにしても暫くぶりのデスクトップMacとなるのですが、使用しているデスクには42.5インチの巨大モニターが鎮座しています。とても隣に並べるスペースはありません。もう一つデスクはあるのですが、部屋のスペース的に横に並べたり、L字に並べたりは難しそうです。

そんなスペースの制約を考えるとMac miniという選択になるのですが、Mac miniにするとお財布にもやさしいのですが、内蔵GPU(Intel UHD Graphics 630)しか選択肢がないので映像系の作業には無理があります。外付けGPUは、MacBook Pro(2018)にはメリットが少なかったのが確認できたので既に手放してしまいました。しかもMac miniだとCPUは第8世代となりますが、新型のiMacだと第10世代に切り替わっています。

性能を我慢してMac miniにするか、スペースを作り出してiMacにするか、その選択を迫られています。

Mac miniの場合は下の構成で、税込みで20万円弱になります。

  • 3.2GHz 6コア 第8世代Intel Core i7
  • メモリ 8GB
  • ストレージ 2TB SSD

iMac 27インチの場合は下の構成で、税込み36万円弱

  • 標準ガラス
  • 3.8GHz 8コア 第10世代Intel Core i7
  • メモリ 8GB
  • GPU Radeon Pro 5700XT(16GB)
  • ストレージ 2TB SSD

どちらもメモリを8GBにしているのは、後からサードパーティのメモリ増設を考えてるからです。それと価格は教職員ストアでの価格を参考にしています。

ほかにも欲しい物はある

  • 卓上のCNC オリジナルマインドのKitMillとか
  • 3Dスキャナー iPadに装着して使うStructure Sensor MarkIIとか
  • ミラーレス一眼 SONY α7SIIIとかLUMIX G100とか
  • フィルムカメラ ハッセルブラッドかローライフレックスとかバケペンとか
  • バイク 昔のモトクロッサーとか、BMW R80とか
  • 革ジャン、眼鏡などなど

物欲は止まらず…。貧乏なので買えないものばかりですが…。

もしかしたら他のものが欲しくて、iMacもMac miniも買わなかったりもします。
とりあえず、最後のIntel Macを買いたいなぁという妄想でした。

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