HHKBやFILCOなどのメカニカルキーボードは高さがあるので、パームレストが無いと手首や指に負担が掛かります。タイピングの習得サイトで試してみましたが、パームレストがあったほうが遥かにタイピングがスムーズにできました。
しかし、市販のパームレストも材質が木材だとそれなりにお高くなります。
そこで、適当な板材から自作することにしました。近所の材木店で16mm厚のマホガニー板材を購入して、丸ノコで長さ295mm、幅70mmに切断しました。角のR加工や溝も入れたかったのですが、加工のための工具が無いので知り合いに頼んで加工してもらいました。
せっかくなのでレーザーカッターPodeaで「HHKB」の焼きを入れました。ブラックのステインを塗るので、ほとんど見えなくなるだろうとは思いますが、薄っすらと見えてくれることを期待。

まずは、木材の全体を#240の紙ヤスリで表面を整えます。

続いてステインをウエスで塗りますが、机の養生と、ビニール手袋で手が汚れないように準備します。今回使用したステインは、ターナーの水彩ウッドステインのブラックです。

ステイン容器をしっかりと振ってウエスに取ったら、木材に伸ばしながら塗り込んでいきます。
今回は焼印が少し見えるようにしたかったので、2度塗りでやめておきました。
裏側には溝を入れてあります。
溝の深さが2mmで幅が5mmなので、手元にあった2mm厚のゴム板をカッターで切りました。
今回はとりあえずはめ込んでおいて、問題がなければ両面テープがボンドで接着するようにします。
溝入れや角のR加工が必要なければ、ステインや蜜蝋などを塗って滑り止めのテープを貼るだけでも自作のパームレストを作ることができます。