MacBook Pro 2018 i9 + Vega20モデル
予告させていただきましたが、買い替えたMacBook Proが到着しました。
今まで購入したMacintoshを数えたところ、間違ってなければ34台目のMacのようです。何台か忘れてる気もしますがSE/30から始まりデスクトップ17台、ノート16台とバランス良く使ってきてます。
デスクトップ | SE/30、Classic、Classic II、LC III、Centros660AV(2台)、840AV、Quadra900、PowerMac 7600、iMac(初代)、iMac mini(2台)、iMac mini Server、PowerMac G5(2台)、iMac(2台) |
ノート | PowerBook 160、165C、540C、Duo230、3400C(2台)、iBook G3、iBook G4、MacBook、MacBook Pro G4 15inch(2台)、G4 17inch(2台)、Air 11inch、MacBook Pro(2台) |
一体いくら使ったとかは考えるのやめときます…。「No.34」とかのステッカー作ろうかな。
paypay祭で買えればよかったのですが間に合わず。それでも学生・教職員ストア価格で4万円ほどお安く手に入りました。
ちなみにカラーはMacBook Pro(Late 2016)の「スペースグレー」から「シルバー」に戻りました。2年間スペースグレーを使ってきましたが、私の中でのアップルはもう少しカジュアルな印象なのでシルバーの方がしっくりくるようです。
買い替え前 MacBook Pro(Late 2016)
- 第6世代2.7GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)、8MB共有L3キャッシュ
- 16GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ
- Radeon Pro 460
- 1TB SSD
- JISキーボード
- スペースグレー
買い替え後 MacBook Pro(2018)
- 第8世代2.9GHz 6コアIntel Core i9(Turbo Boost使用時最大4.8GHz)、12MB共有L3キャッシュ
- 32GB 2,400MHz DDR4オンボードメモリ
- Radeon Pro Vega 20(4GB HBM2メモリ搭載)
- 1TB SSD
- USキーボード
- シルバー
折角なので新しいグラフィックボード「Radeon Pro Vega 20」を載せることにしました。そうなると、CPUもi9にするのが順当かと思い特盛仕様となりました。サーマルスロットリング問題も気になったのですが、OSアップデートで本当に直ってるのか検証していきたいと思います。
MacBook Pro(Late 2016)vs MacBook Pro(2018)の仕様比較
あまり参考にする方も居ないのかと思いましたが、Late 2016との比較をしてみたいと思います。MacBook ProはLate 2016モデルでフルモデルチェンジして、今の筐体になりTouch BarやTouch ID、USB-Cの採用になってますので、Late 2016と2018では見た目の違いはありません。買い替えで見た目が変わったのは、カラーがスペースグレーからシルバーに変わったのと、キーボードがJISからUSに変わったことです。
キーボード
MacBook Pro(Late 2016)は「第二世代バタフライキーボード」でしたが、MacBook Pro(2018)は「第三世代バタフライキーボード」となりました。私のMacBook Pro(Late 2016)では、commandキーが戻らなくなり、最終的には外れてしまう不具合を起こしました。
MacBook Pro(2018)の第三世代バタフライキーボードの進化は、3点。
- 静か
- ストロークが深く
- ホコリが入りづらい
しかし、第三世代バタフライキーボードでも特定のキーが2回入力されてしまうといった不具合は直ってないようなので、様子を見ていきたいと思います。
キータッチの音は確かに静かになっています。ストロークは深くなったそうですが、違いははっきりとはわかりませんでした。TouchBarは2年使っても使いづらいままです。ノールックで押せないキーがあることのストレスを感じてしまいます。
TrueTone
TrueToneは、周辺光の色や明るさを検知することでディスプレイの色合いを調節する機能です。私の仕事上、自動でディスプレイの色温度が調整されてしまうと困るのでオフにしております。
T2チップ
iMac Proにも搭載されてましたが、T2チップが搭載されたことでセキュリティ強化、セキュアブートやストレージのオンザフライ暗号化に対応しました。またT2チップが搭載されたことで、「Hey Siri」に対応されました。しかし、T2チップが悪さをして、カーネルパニックの原因になることもあるそうなので要注意のようです。
処理能力の比較
MacBook Pro(Late 2016)は4コア「Skylake」でしたが、2018は6コアの「Coffee Lake」となりました。
使っているMacBook Pro(Late 2016)のCPUは「第6世代 2.7GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)、8MB共有L3キャッシュ」で、GPUはオプションで「Radeon Pro 460」にしてあります。新しく購入したMacBook Pro 2018はCPUをオプションで「第8世代 2.9GHz 6コアIntel Core i9(Turbo Boost使用時最大4.8GHz)、12MB共有L3キャッシュ」、GPUもオプションで「Radeon Pro Vega 20(4GB HBM2メモリ搭載)」に変更しています。
MacBook Pro 2018のi9モデルはサーマルスロットリングの問題が話題になりましたが、OSのアップデートで解決されてるようです。しかし、第8世代i9は発熱量も高いようですし、今のMacBook Proの筐体が排熱効率が良いとも思えないのでこれから注意して見守りたいと思います。
Geekbenchによる比較
MacBook Pro(Late 2016)のSingle-Core/Multi-Coreのスコア
MacBook Pro(2018)i9+Vega20モデルのSingle-Core/Multi-Coreのスコア
Single-Core | Multi-Core | ||
Macbook Pro(Late 2016) | i7 2.7 GHz(4コア) | 4332 | 14662 |
MacBook Pro(2018) | i9 2.9 GHz(6コア) | 5676 | 24590 |
CINEBENCHIによる比較
MacBook Pro(Late 2016)
OpenGL:82.67fps CPU:657cb
MacBook Pro(2018)
OpenGL:92.34fps CPU:927cb
AmorphousDiskMark
AmorphousDiskMarkで内蔵SSDの速度計測しました。
MacBook Pro(Late 2016)
シーケンシャルリード:3464MB/s シーケンシャルライト:2460MB/s
MacBook Pro(2018)
シーケンシャルリード:3471MB/s シーケンシャルライト:3289MB/s
BlackMagic Disk Speed Test
念の為、BlackMagic Disk Speed Testでも内臓SSDのディスクスピードを計測しました。
MacBook Pro(Late 2016)
WRITEが1944.1MB/s、READが2343.1MB/s
MacBook Pro(2018)
WRITEが2674.2MB/s、READが2677.1MB/s
Premiere 4K動画書き出し時間
5分間の4K動画をPremiereで書き出した際の時間を測定してみました。PremiereからMedea Encoderを使って書き出した時間を測定しました。
MacBook Pro(Late 2016)
2016では28分38秒掛かりました。
書き出し中のCPU温度やクロック周波数の推移もIntel Power Gadgetで観察しました。
MacBook Pro(2018)
20162018では20分22秒掛かりました。
2018モデルでのサーマルスロットリングは発生しなかったので一安心です。
データの移行はターゲットディスクモード使ったので、転送速度も速くてはかどりました。
次のMacBook Pro(仮)の買い替えは2〜3年後になりますが、動画編集や3DCGの時間も増やしていきたいと思います。iMacは来年あたりに買い替えかな。
私の間違えなら申し訳ないのですが、、、
2018の書き出し等検証結果が
2016では20分22秒になっているのですが
これって2018では20分22秒の間違えですか?
ではすみませんが失礼致します。
ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。