製本&スクリーン印刷ワークショップ
当初8名定員で募集したのですが、嬉しいことに募集即日で定員に達したので6月13日(土)と20日(土)の2回開催することになりました。
内容としては、ポートフォリオのための手製本の定番「無線綴じ製本」とスクリーン版を使用した「スクリーン印刷体験」になります。3時間という短時間のため、ある程度の下準備はしてありますが製本に関しては全体的な流れは把握できるようにしました。
無線綴じ製本ワークショップ
判型をA5縦として、「表紙」「遊び紙」「本文」で構成してます。表紙は「リ・シマメ 180kg」、遊び紙「ベルチーニ 64kg」、本文は「書籍用紙 72.5kg」で、リ・シマメとベルチーニは原紙を購入し予め断裁しておきました。
参加した生徒に分かるように配布した資料です。
ワークショップのために準備した道具たち
製本用の道具
- ガチャック一式
- 杉板、輪ゴム
- 金ノコ
- 紙ヤスリ
- カッター、カッティングマット、アルミ定規
- ホットメルトシート
- アイロン、クッキングペーパー
スクリーン印刷用の道具
- アイロン、クッキングペーパー
- ドライヤー
- 布用クレヨンとマーカー
- スクリーン用インキ12色
- ヘラ
- ボール紙
- スクリーン用版
- ブックカバー(自作)
ワークショップの様子
最初に製本についての簡単な説明と、ワークショップの流れを説明し、製本に取りかかりました。
金ノコでの切り込みとカッター作業は怪我しないかとハラハラしましたが、みんな強力しながら楽しんでくれたと思います。
スクリーン印刷
製本が終わったら、私が作っておいた手製のブックカバーを配りスクリーン印刷をしました。念のため布用のマジックとクレヨンを用意していったので、みんな自由に遊んでました。
終わってみて
前回はポートフォリオセミナー内で製本ワークショップをしたのですが、今回は自分で手を動かしてモノを作る体験をメインにしたく最初からワークショップとして開催しました。
やっぱり物作りですから、手を動かさないとダメですね。頭の中で言葉で考えると、言葉で説明できる事しか作らなくなります。手を動かすと自分でも考えていなかったアイデアに気がついたり、言葉では説明できない微妙な違いにちゃんと気がつくようになってるようでした。
来月は、オリジナルデザインを作ってきてもらい、スクリーン版の作成から印刷までを自分で作るワークショップを開催する予定です。
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