Webカメラ問題
MacBook系もiMac(Proを除く)もFaceTimeカメラはHD(1280✕720px)です。フレームレートはアップルサイトには記載が見当たらないが多分30fps。これってほぼ10年前から変わってないんですよね、アップルさん。
画質が悪くても構わない場合はお手軽なので使いますが、ちゃんとしないといけないときはミラーレスカメラ(Sony α7III)をBlackmagicdesignのATEM miniでMacに繋いで使用しています。
でもそこで問題が。Macの正面にミラーレスカメラをミニ三脚にセットしてしまうと、モニターが見づらくなってしまう。かと言ってMacの横に設置するとZoomなどのオンラインで相手の方と視線が合わなくなってしまいます。Youtube動画とかであればカメラの方を見て喋ればいいのですが、オンライン会議(授業)ではMacの画面を見ることになるので、カメラと視線はずれてしまいます。
小型のWebカメラをディスプレイ前に設置する
問題を解決するには、小型のWebカメラをディスプレイ前に設置するのが良さそうです。最近のWebカメラは高画質のタイプも発売されているようです。今回はロジクールのStreamCam C980を使ってみました。
カメラの位置の理想は正面で目の高さです。iMacの上部に設置すれば目の高さより少し上になる程度なのですが、42インチディスプレイの上部に設置すると20cmほど高くなってしまいます。暫定的に手持ちのミニ三脚に強力フレキシ棒+ミニ雲台を繋げてセットしました。これでほぼ目の高さになりました。モニターの前面に設置するので画面を見づらくはなりますが、大きいモニターであれば大丈夫だと思います。
ロジクール StreamCam C980の画質
もちろんSony α7IIIの画質にはかないませんが、iMacやMacBook AirのFaceTimeカメラと比較すると格段に画質がよくなります。
iMac(2020)27インチ、MacBook Air(M1)とLogicoolのStreamCam C980の画質を比べてみました。明らかにSteamCam C980の画質が優れてますし、iMacやMacBook AirのFaceTimeはAF精度も怪しい感じです。SteamCam C980はホワイトバランスがFaceTimeとは違いますが、Logicool Captureというソフトで設定することが可能です。
Logicool Captureを使ってさまざまな設定が可能
StreamCam C980は専用ソフトのLagicool Captureでざまざまな設定ができます。
- カメラ映像とスクリーン、2つのカメラ映像など複数の映像ソースが利用でき、簡単にピクチャーインピクチャー(PIP)が合成できます。
- モバイルデバイスでの表示用に9:16の縦位置で映像が作れます
- YouTubeへの配信に対応
- クロマキー合成、フィルターの適用、トランジション効果、境界線の太さや色の変更などが可能
- 解像度、アスペクト比、ホワイトバランス、オートフォーカス、フレームレートの変更が可能
- テキストをビデオに追加するライブテキスト オーバーレイに対応
StreamCam C980の主な仕様
StreamCam C980はおすすめ
これまでのWebカメラと違いキューブ形状のC980。奥行きがあるために設置場所によっては邪魔になったり威圧感があるかもしれません。三脚用の台座が使えるので、設置場所の自由度があります。1080p 60fpsで撮影できるWebカメラは少ないですし、AF性能も自動露出も優れている方だと思います。紹介している通りLogicool Captureによる細かい設定もできるので、オンライン会議やYoutube動画の撮影などにも活用できるWebカメラです。
一つ残念なのは、本体の奥行きがありUSBケーブルも真後ろに伸びているので私のような使い方ではモニターに寄せるときにスペースが必要になってしまいます。
- 1080p(フルHD) 60fpsによる撮影に対応
- 横位置・縦位置での撮影に対応
- モニターマウントと三脚マウントが付属
- USB Type-Cケーブルによる接続