先日の実践写真術の授業で、カメラマンの新田先生がカメラの仕組みを教えるために、暗箱カメラを自作されてきた。生徒さんも上下左右反転されて写し出される像を楽しんでたが、一番興奮していたのは私だったようだ。
暗箱の磨りガラスに外のビルがぼんやりと写し出されます。
ピンホールカメラと言っても磨りガラスに外の景色が写るだけで、フィルムに定着させる訳ではないので「カメラ・オブスクラの原理」を再現した物と言った方が正確でしょうか。
同じ物を作っても意味がないかと思っていたのですが、小6の息子が夏休みの自由研究の宿題があると言うので、これはチャンスと作ってみることにしました。
同じ物にならないよう、いくつか案を考えました。ただし、子供の自由研究というのが建前なのであまり複雑にはしないようにします。出来なかったら恥ずかしいですし。
案としては、
- ピント合わせができるように二重構造で内箱を可動できるようにする
- コピーアートペーパーを組み合わせて、光を定着できるようにする
- デジタルカメラを組み合わせて、ムービーや静止画が記録できるようにする
「材料」は、木材、アルミホイル、磨りガラス、黒布、布テープ(黒)、コピーアートペーパー
「工具」は、ノコギリ、定規、鉛筆、ヤスリ、電動ドリル、ビス、針
まだ材料が揃ってないですが、子供の夏休み中には作る予定です。
磨りガラスを100×100mm×3mmで発注したので、それに合わせた材料取りで制作します。
調べてみると一眼デジカメのボディキャップに穴を開けたり、ペーパークラフトのようなに組み立てればすぐに使える物もあるんですね。参考にしつつ頑張って自作してみます。ちなみに「なかよし 9月号」のふろくもピンホールカメラでした。