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Macで数式が入力できるようにTEX環境を構築してみた 数式作成編

約3分
Macで数式が入力できるようにTEX環境を構築してみた 数式作成編

LaTeXiTで数式を作る

前回MacTEXのインストールと環境の構築ができたので、早速「LaTeXiT」を使ってみます。

数式を作成するためのコマンドは下記のサイトを参考にさせて頂きました。
LaTeXコマンド集 http://www.latex-cmd.com/

アプリケーション>TEX>LaTeXiT.appを起動します。

下のウィンドウにLaTeXコマンドを入力します。

コマンドを入力したら、右下の「LaTeX it!」のボタンをクリックします。上のウィンドウに数式が表示されました。

LaTeXコマンドを覚えないといけないですが、パレットメニューから「LaTeXパネル」を選ぶとクリックでコマンドが入力されます。

Keynoteに配置する

LaTeXiTからKeynoteに数式を配置するには、LaTeXiTの数式をKeynoteのページにドラッグ&ドロップするだけです。

LaTeXiTからの書き出しフォーマットは、LaTeXiTの環境設定の「一般」にある「書き出しフォーマット」で変更できます。

PDFで書き出すように設定しておけば、Keynote側で拡大しても劣化しません。

問題は数式を入力するためのLaTeXコマンドを覚えられるかどうかでしょうか。

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InDesignで使えるか

LaTeXiTで作成した数式をFinderにドラッグ&ドロップするか、ファイルメニューの「イメージを書き出す」を選ぶことでファイルとして書き出すことができます。

PDFファイルなどで書き出すことで、InDesignに配置して使用することができます。

InDesignに配置して、アンカー付きオブジェクトなどで使用できます。

と、これで終わりにしたいところなんですが…

書き出したPDFをIllustratorで開いてみると、

う〜ん、LaTeXiTで使用されているフォントが「CMR10」と「CMM10」のようで、システムには入っているけど書き出したPDFにはエンベデッドも出来ないし、Illustratorとかのアプリケーションからは使用できない状況みたいです。

私なりに考えた対応策は、とりあえず下記の通りです。

  • LaTeXiTから書き出したPDFをアウトライン化する方法を見つける。
  • LaTeXiTで使用されている「CMR10」「CMM10」のフォントを他のアプリケーションでも使えるようにする。使えたとすると、PDFにエンベッド出来るのかを確認。出来なければIllustratorなどでアウトライン化する。
  • LaTeXiTで使用するフォントを別のフォントに切り替える。

どちらにしてもどこかでアウトライン化した方が安全だと思うので、方法を探してみます。

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