iPhoneの通話を録音したい時
仕事でのコミュニケーションはメールでしたいのですが、何でも電話を掛けてくる相手も居るわけで後から言った言わないという状況はなるべく避けたいわけです。先日、請け負った仕事でもそもそもの「仕事」という根本の捉え方が違っている方の仕事を請け負ってしまい酷い目にあってしまいました。
仕事上の重要なやり取りを電話でする場合には、できる限り通話を録音しておくことが後で揉めた場合の防御になる場合があります。そこで、iPhoneでの通話を録音しておく方法を探してみました。Androidであればアプリで簡単に録音できるようですが、iPhoneの録音アプリはグループ通話を利用したりと面倒みたいです。
私の場合は外出時にもMacBookを持ち歩いていることが殆どなので、今回はiPhoneの通話をMacで録音する方法を使ってみます。Macなどを使わずに録音したい場合はICレコーダーを購入した方が良さそうです。
私はZOOMのH2nを持ってるので、これで録音することもできます。
Sony ECM-TL3
Sonyの「ECM-TL3」はイヤホンのように見えますがコンデンサーマイクです。iPhoneなどでの通話時に耳に装着し、iPhoneから聞こえる相手の音声と、自分が喋る音声をマイクで拾うというアナログな方法です。録音には別途ICレコーダーなどが必要になりますが、今回はMacでの録音方法をまとめたいと思います。
同じような製品にはOLYMPUSの「TP8」があります。
使い方がシンプルで、イヤホンを付けた耳でiPhoneなどのスマホや携帯を使って通話します。相手の音声はECM-TL3のマイクが拾い、自分の音声は骨伝導で拾ってくれます。イヤホンプラグはMacやICレコーダーに接続します。
QuickTime Player
イヤホンプラグをMacに接続したら、アプリケーションフォルダにあるQuickTime Playerを起動します。ファイルメニューから「新規オーディオ収録」を選択します。
オーディオ収録のウィンドウが表示されるので、録音ボタンの右にある矢印をクリックして、マイクの項目から「内蔵マイク」を選択します。
内蔵マイクを選択したら、録音ボタンをクリックすれば録音されます。
コンデンサーマイクは2000円弱で手に入るので、上記の方法が機種やアプリなどに依存せずに録音できるお手軽な方法だと思います。録音の品質も思っていたよりもクリアで、通話録音が目的であれば必要十分でした。