jittodesign blog

デザインやグラフィックソフト、カメラなどに関するブログです。

Photoshop v22(2021)がリリースされたので早速新機能を試してみました

約3分

本日2021年10月21日ですが、Adobe MAX当日に新しいバージョンのPhotoshop v22がリリースされたので新機能を試してみました。目玉機能としては新しいフィルターのニューラルフィルターと編集メニューに加わった空の置き換えのようです。

ニューラルフィルター

フィルターメニューからニューラルフィルターを選ぶと画面右側に設定項目が表示されます。

選択できるフィルターはおすすめのフィルターとベータ版フィルターの分けられていますが、デフォルトではインストールされていないものもあるのでダウンロードボタンを押してインストールする必要があります。

肌をスムーズに

おすすめのフィルターにある肌をスムーズにを適用してみました。ぼかし滑らかさの2つのスライダーで調整できるようになっています。こんなおっさんの顔で試すことをお許しくださいませ。

スタイルを適用

おすすめのフィルターにあるスタイルを適用には52種類のスタイルがありますが、今後も増えていきそうですね。スマホのカメラアプリにあるフィルターのような感じですが、カラーを保持、対象にフォーカス、スタイルの強さ、ブラシのサイズ、背景をぼかすのオプションが設定できるようになっています。

スタイルを適用にあるスタイルに名前がついていないので、覚えづらいです。ぜひスタイル名が表示されるようにしてほしい。

空を置き換え

目玉機能のもうひとつが空を置き換えです。画像の中の空を自動で認識して選択した空に置き換え、前景のエリアにも空の色調を補正して合成する機能のようです。

まずは空が入った写真を用意します。

編集メニューから空を置き換えを選択します。

設定のウィンドウが表示されるので、適用したい空を選択します。

空や前景の調整をします。エッジをシフト、エッジをフェード、明るさ、色温度、拡大・縮小、反転、照明モード、照明の調整、カラー調整の設定ができます。出力では新規レイヤーとレイヤーを複製の配置先が選択できます。

Photoshopはこれまでプロユーザーの細かい要望に答えながら正常進化を遂げてきたアプリケーションだと思います。AI(Adobe SENSEI)を駆使するとこんな事もできるんだというケーススタディなんでしょう。これをプロユーザーが求めているかは疑問がありますが、同時にシェイプの機能強化や安定性、パフォーマンスの強化、不具合の修正をおこなわれているようなので、そのあたりは使っていきながら確認していきたいと思います。

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