昨晩(2021年1月12日)リリースされたIllustrator バージョン25.1では、今回ご紹介するリピートオブジェクトやグリフにスナップ機能の強化、マウスホイールによるズームなどが新機能または機能強化として搭載されています。
その中でも目新しいのは、2020年10月にリリースされたIllustrator iPad版に搭載されたリピートオブジェクトがデスクトップ版Illustratorに搭載されたことでしょう。
Illustrator 新機能と強化 https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/using/whats-new.html
リピートラジアル
オブジェクトを放射線状に配置できます。
リピートグリッド
オブジェクトをパターンのように配列することができます。オプションの設定によりグリッド/水平方向オフセットグリッド/垂直方向オフセットグリッドの3種類のグリッドが選択できます。グリッドの種類以外にも水平垂直の間隔や反転などを設定できます。
リピートミラー
名前の通り鏡に映っているように反転させたオブジェクトを作成できます。オプションによりミラー軸の角度が設定できます。
グループ選択モードに入ればリピートオブジェクトへの変更がダイレクトに反映されます。
新しいことが表現できるわけではありませんが、効率的に作業でき編集に対応できるので良さそうです。