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デザインやグラフィックソフト、カメラなどに関するブログです。

【NDG】2016年度前期 デジタルグラフィックデザイン授業 4回

2つのテキストフレーム

本文組版用の「フレームグリッド」

長文の本文は、エリアが設計され、その中にテキストが流し込まれるためエリアの端で自動的に折り返され行が生まれます。そのため、エリアをきちんと設計しないと意図した組版を作ることはできません。適当なエリアでは文字間をコントロールすることができず、ベタ組みにしたくてもベタ組みにならない状態になります。そのため、字送り方向や行送り方向の寸法を計算してアプリケーション上で数値指定する必要がありました。しかし、InDesignのフレームグリッドは数値指定をすることで意図した組版エリアを作成することができます。

InDesignでフレームグリッドを作成するには「グリッドツール」を使用します。縦組みには「縦組みグリッドツール」、横組みには「横組みグリッドツール」を使います。ドラッグすると初期設定(通常はレイアウトグリッドと同じ設定)でフレームグリッドが作成されるので、変更したい場合は書式メニューから「フレームグリッド設定」を選び、フォントや文字サイズ、字送り、行送りなどを設定しましょう。

作成したフレームグリッドの書式を使い回す場合は「グリッドフォーマット」パネルに登録しておくことで、スタイルとして使い回すことができます。

 

本文以外の「プレーンテキストフレーム」

 

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