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新型MacBook Pro(Late2016)の不具合まとめ

フルモデルチェンジの初期ロット

リリースから1ヶ月ちょっとが経った新型MacBook ProのLate2016ですが、フルモデルチェンジ故の不具合がいくつか上がってきています。初期ロットに不具合はつきものなので、ある程度は予想してましたが出来ればソフトウェアアップデートで対策できる範囲だといいのですが。

新型MacBook Proの新機能

今回のフルモデルチェンジでの新機能は、主に次のような機能が挙げられます。

これまで報告されている不具合

新機能に起因するのかは不明ですが、これまでネットなど多数の不具合が上がっています。

画面のちらつきやウィンドウの透過

画面のちらつきはオプションで「Radeon Pro 460」にしたユーザーに多いそうですが、私の個体では今のところ大丈夫です。Premiere ProなどのGPUに負荷の掛かるAdobeアプリケーション使用中に発生しやすいそうなので、原因が分かればソフトウェアアップデートで対応できるのかもしれません。「グラフィックの自動切り替え」が悪さをするのかもしれないので、私はOFFにしています。

システムのフリーズやクラッシュ

これもGPUに関係する問題なのか不明ですが、私の環境ではSafariが落ちやすくなっています。しばらくChrome使いに戻ります。Safari以外の不具合は今ところありません。

Boot CampによるWindowsでノイズが発生し、スピーカーが物理的に損傷を受ける

Parallelsなどを使った場合には問題ないそうなので、今後のアップデートが解消されるのではないでしょうか。私はParallelsを使っているので大丈夫ですが、物理的な損傷を受けるのは怖いですね。

充電をすると勝手に起動する

私の環境では再現できませんでしたが、ディスプレイを閉じてスリーブさせても電源コードを接続すると、ディスプレイを閉じていてもスリーブが解除されてしまうそうです。私もやってみましたが、確かにディスプレイを開いた時にONになっているようです。

外部記憶装置から起動できない

起動用の外付けHDDやUSBメモリから起動できないユーザーがいるようです。試してみましたが、Sierraのインストーラーを入れたUSBメモリで無事に起動することができました。USB-C USBの変換アダプタの問題なのかもしれません。

USB Super Driveが使えない

USB-Cからサードパーティ製の変換アダプタで接続したUSB接続のSuper Driveやサードパーティ製のDVDドライブが認識されないようです。私の環境では、Apple純正のUSB-C  USBアダプタを使用しているので問題なく認識しました。

バッテリー駆動時間が極端に短い

3時間ほどしかバッテリーが保たないとの報告が上がってます。Late2013との比較ですが、確かにバッテリーの持続時間は短いように感じます。アップルは最大10時間と言ってるので、せめて8時間くらいは保って欲しいものです。

Touch Barがフリーズするとアプリケーションの「強制終了(command+option+esc)」が使えない

通常はアプリケーションがフリーズした場合は、command+option+escでアプリケーションを強制終了させますが、Touch Barがフリーズしてしまうとこのショートカットが使えなくなってしまいます。回避策としては、macOS Sierraでは装飾キーのリマップが可能になったので、escキーを別のキーに割り当てておくことができます。FinderがフリーズしていなければAppleメニューから「強制終了」を選択すればいいのですが。

不具合ではないが…

トラックパットが大きすぎて誤作動する

トラックパットが大きすぎて手の平が当たり、パームリジェクションが働いてカーソルが動かないことがよく起こります。

キーボードのタイピング音が大きい

やはり旧キーボードから比較するとかなり音が大きいと思います。叩くというよりは押し込む感じでタイピングすればそうでもないので、これも慣れなのかもしれません。

USB-Cが差しづらい

上下の向きがなくなったり、コネクタが小さくなったことは良いことですが、当然差し込む時にポート穴を合わせないといけないわけで、神経を使いながら差し込むことになります。

アップルも調査をするめているそうなので、アップデートがリリースされるのも時間の問題かとは思います。全てがソフトウェア的に解決できるかは分かりませんが、プロダクトとしてはとても満足しているので、中の方々に頑張ってもらいたいと思います。

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