表紙の用紙をトンボ付きで出力し、センタートンボ(背)の部分で折っておきます。
ヘラなどを使い、しっかりと折り目を付けます。
同様に折り目を付けた本文ページに重ねます。
ガチャックなどでズレないように固定して、中綴じ用のホッチキスで位置を合わせて綴じます。
天地小口の三方を、内トンボの位置で断裁します。
金定規がズレないようにしっかりと押さえ、金定規に真っ直ぐにカッターを合わせ、立てずになるべく寝かせます。一気に切ろうとせずに、1枚ずつ切るつもりで何度も繰り返して切っていきます。切り落としてしまうと、別方向を切る時のトンボが落ちてしまうので、完全に切り落とさずにトンボを残します。
手は前後方向にしか動きませんので、切る方向に正面に立つようにします。
切り口がキレイになっているのか確認します。歪んでいたり、平らになっていなければ、紙ヤスリなどで整えます。
これで、中綴じ製本の完成です。
内側のページほど小口側が多く断裁されるので、小口側のマージンに少し余裕を取っておきましょう。
道具としては、中綴じ用のホッチキスを使用しました。