先日、i1 DISPLAY PROでMacBook Pro(2018)のICCプロファイルを作成しました。MacBook Proはアップルが新しく推奨している高色域Display P3に対応していますので、ColorSyncユーティリティ(アプリケーション>ユーティリティフォルダ)で確認してもピッタリと重なります。
Adobe RGBと比較するとかなりずれているように見えるので、色度図作成ソフトColorACを使って色域を確認してみることにしました。
色度図作成ソフト ColorAC http://n-colorspace.cool.coocan.jp/index.html
ColorACはWindows用のソフトなので、Parallels DesktopのWindowsで起動しました。早速先日のICCプロファイルを読み込みます。
Adobe RGB(1998)のプロファイルを読み込んで比較してみます。広さは近いですが、ズレてるのが確認できます。濃緑から青系はAdobe RGBの方が広く、赤系はMacBook Proの方が広くなっています。
Color Syncユーティリティでも比べてみました。薄く見えているのがAdobeRGB、カラーがMacBookProです。
AdobeRGBカバー率を見てみます。今回のプロファイルでは、89.7%となりました。画像補正に問題あるとも思いませんが、正確にAdobe RGBを表示したければ外部ディスプレイを使うのも手ですね。