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作品作りにスクリーン印刷を使う

スクリーン印刷といっても個人レベルでできる範囲ということで、太陽精機株式会社が販売している「Tシャツくん」を購入しました。Amazonで22,400円なので個人でも手が出る範囲ですね。丁寧な説明書も付いているので初めての方でもそれほど失敗せずにスクリーン印刷ができると思います。今回購入したのは約22cm角のスクリーンの「Tシャツくん」のBlackモデルですが、色違いでRedモデルがあります。約12cm各のスクリーンのジュニアモデルや23×33cmのスクリーンのTシャツくんワイドがあります。

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大きさはA4プリンターより少し小さいぐらいです。

 

版の元になる絵柄をインクジェットプリンターで出力します。

 

必要の無い部分をカットします。カットしたらスプレーのりを表面に塗布しておきます。専用のスプレーのりも付いていますが、通常の3Mのスプレーのりでも代用できると思います。

 

スクリーンにカットした絵柄をしっかりと密着させて、Tシャツくん本体にセットします。

 

フタをしたら電源を入れ、インクジェット用の設定でスタートします。点滅が終わったら露光終了です。

 

スクリーンを取り出したら貼ってあるプリントを剥がし、水に濡らした筆でスクリーンをブラッシングします。最初にスクリーンをブラッシングしたら5〜10分ほど放置してから2・3回ブラッシングしないと抜けないと思います。

 

Tシャツに印刷してみました。

 

今回のスクリーン印刷の目的は、平滑度の悪い用紙に箔押しシートを使うためだったので、スクリーンを使い熱定着の接着剤を刷りました。

 

乾燥させてから、箔シートをアイロンで熱するとちゃんと定着させることができました。

 

もちろん平滑度の悪い用紙に水性インクをスクリーン印刷することもできます。

 

スクリーン印刷用のインキも発泡インクや蓄光インキなどもあり変わった印刷もできそうですし、曲面への印刷も可能です。今後もTシャツくんを使っていくつか実験をしていくつもりです。

このように手軽にスクリーン印刷ができる「Tシャツくん」ですが、消耗品が結構お金が掛かりそうです。

ネックはスクリーンですね。25枚をまとめ買いしても545円/枚になります。これが半額程度であれば、どんどん刷れるんですが…。

 

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