Voigtlander Classic Nokton 40mm F1.4 MC
カメラはSONYのα7Ⅱですが、レンズはSONY製を購入することは今後も無いと思います。フランジバックの短いα7Ⅱはマウントアダプターを使っていろんなレンズを使うことができます。α7Ⅱのファーストレンズとして選んだのが「Voigtlander Classic Nokton 40mm F1.4 MC」で重量も175gと軽量で専用フードをつけるとα7Ⅱとのバランスも良好です。カメラを使い始めた頃はずっとRolleiflex 3.5Fを使っててその画角に慣れてしまってるので、50mmだと少し望遠に感じて、35mmだと少し広角に感じてしまうので、レンズ1本だけ使うなら40mmくらいが良いなぁと思ってました。「Voigtlander Classic Nokton 40mm F1.4 MC」はライカMマウントのMFレンズで、新品で買えるオールドレンズです。絞りリングもフォーカスリング共にレバーが付いていて、特にフォーカスの微調整がやりやすそうです。
スリット付きのメタルフードを着けるとクラシック感が増しますね。α7Ⅱともよく合います。
SONY α7ⅡはもちろんSONY Eマウントで、Voigtlander Classic Nokton 40mm F1.4 MCはライカMマウントなのでマウントアダプターが必要なのですが、今回はHawk’s FactoryのEマウント用補助ヘリコイド付Mアダプターを購入しました。VoightLanderのアダプターもクオリティが良さそうだったんですが、Hawk’s Factoryのアダプターは補助ヘリコイドが付いていて近接撮影に良さそうだったので決めました。
値段が張りますが、品質はしっかりしてそうです。TECHART LM-EA7というMFレンズのAFを可能にする夢のようなマウントアダプターもあったのですが、どうしても見た目が許せずに今回は断念しました。久しぶりのMFレンズなんですが、α7ⅡのファインダーはEVFなので見え方が不安だったんですが、ピント合わせもピーキング機能がサポートしてくれるのでなんとかなりそうです。
台風が近づいてるので、家の周りをブラッと撮影してみました。絞り開放から2.8くらいまではいかにもクラッシックレンズ的な癖のあるボケ方をします。周辺部で像が流れてるし。少し絞ると、現代レンズにも負けないくらいクリアな写り。
ボディも変わったのでそのまま比較することができませんが、色乗りが派手めなのはα7Ⅱ側の傾向なのかもしれません。
撮影モードもマニュアル、フォーカスもマニュアル。なので、「絞り」を決めて、「シャッタースピード」で露出を調整、シャッタースピードによっては「ISO」を調整、レンズのフォーカスリングでピントを調整、構図を微調整しつつシャッターを切るという流れですが、まだα7Ⅱのダイヤル関係に慣れていないのでもたついたりもしますが使い始めとしては、違和感なく操作もできますし、一連の動作が気持ちいいです。ボディのフォールドも全く問題ありませんでした。ボディ内手ぶれ補正の恩恵も、日中の撮影では必要なさそうです。