FiLMiC Proを購入した理由
「FiLMiC Pro」は前から販売されているアプリで、iPhoneを使った本格動画の撮影では度々耳にしていたのですが、アップデートでOsmo Mobileとの連携ができるようになったそうなので購入しました。久しぶりに1,800円という高額アプリと、App Storeでのレビューの悪さに戸惑いました。
https://itunes.apple.com/jp/app/filmic-pro/id436577167?mt=8
それでも購入したのは、iPhoneとFiLMiC Proとの組み合わせで撮影された数々の素晴らしい動画がYoutubeに投稿されているから。
とてつもなく多機能
iPhoneにインストールして起動すると、位置情報の許可、通知の許可、カメラへのアクセスの許可、マイクへのアクセスの許可を聞いてくるので、進めていくと操作画面が表示されます。
画面内では、左にある丸マークを動かすことで測光するポイントが変わります。四角いマークがフォーカスポイントでピントを合わせたい場所に移動します。測光とフォーカスのボタンをタップすることでロックができます。右にある横棒がズームのコントロールです。
ホワイトバランス
画面下にボタンが並んでいますが、一番左がホワイトバランスの設定でタップすると下記のウィンドウが表示されます。ポイントや右のスライダーを移動して手動で設定することもできますし、プリセットから選択することもできます。
マニュアルコントロール
右から2番目のボタンをタップすると表示が切り替わり、左側の上がISO感度、下がシャッタースピードで手動で動かしたりロックすることができます。右側にはフォーカス距離のスライダーやズームのスライダーがあります。
Live Analytics
3番目のボタンをタップすると、画面上部に4つのボタンが表示され、露出調整やフォーカス領域の情報が表示されます。
Zebra Stripes(露出オーバーが赤く、アンダーが青く表示されます)
Clipping(赤く表示されたエリアは白飛び、青く表示されたエリアは黒潰れしていることを教えてくれます)
False Color(赤が露光オーバー、緑が適正、青がアンダーの表示です)
Focus Peaking(フォーカス操作を補助してくれます)
ヒストグラムの表示
画面下の真ん中のエリアをタップすることで、情報表示を輝度ヒストグラム/RGBヒストグラム/輝度波形モニターへと切り替えることができます。
セッティングメニュー
歯車のボタンをタップすることで、詳細な設定画面が表示されます。
上段左から、Resolution(撮影画質の設定)、FrameRate(フレームレートの設定)、Audio(マイクの設定)、Device(カメラロールへの保存など)、Presets(設定の保存など)
中段左から、CMS(保存ファイルの命名規則)、Hardware(Osmo Mobileとの連携など)、Sync(プリセットデータをクラウドで同期する機能)、Community(SNSとの連携)、Overview(概要の表示)
下段左から、IS(手ぶれ補正)、Camera(前面/背面カメラの切り替え)、Torch(LEDライト)、Guide(グリッドの表示)、Info(FiLMiC
サポートなどの情報)
撮影した動画の確認・編集
右から2番目のボタンをタップすると撮影したムービーにアクセスして編集することができます。トリミングや補正、ダウンサンプルやSNSなどへのアップロードができます。
録画開始
一番左のボタンをタップすると撮影開始です。もう一度タップすると停止します。
設定を確認してみて
特にマニュアルでのフォーカスのコントロールができるのが、うまく使えれば良さそうです。OSMO Mobileとの連携などまた使用感をレビューしたいと思います。まだ使い始めたばかりですが、私のiPhone SEではアプリが落ちるようなことは今のところありません。