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切り抜き写真用のクロマキー(グリーンバック)撮影で気をつけること

切り抜き写真の作業をすることがありますが、切り抜きのクオリティーは撮影がきちんとされていないと保証されないんですよね。特に最近ではデジタルカメラの普及で、素人の方が撮影することも多くなりました。ピントが甘かったり、ブレてたり、絞りが適切じゃなかったりと…。半分は愚痴ですが、撮影時に気をつけてほしいことを紹介します。

クロマキー撮影

被写体の背景をグリーンバックやブルーバックを使用して撮影することで、映像や静止画での合成や切り抜きを自動または効率的に作業できるように撮影することです。一般的にはグリーンバックが使われますが、日本人の肌にはブルーバックが良いだとかいろいろあるようです。FinalCut ProやPremiere、After Effectsなどはクロマキー撮影した動画を自動で合成する機能が標準で備わっています。

撮影時の注意点

プロカメラマンでもないので注意点というのもなんですが、

そして、今回の記事で伝えたかったのは、

グリーンバックの照り返しを抑える工夫をすること

これが今回言いたいことの全てです…。

試しにグリーンのフェルトをグリーンバックの代わりに撮影してみました。被写体はオビツ製作所の「フル稼働QP」です。

一見ちゃんと撮影できているようですが、実際に切り抜いてみると、

このグリーン被りが分かりますか。

これを色調補正で抜いていく作業がどれほど手数が掛かることか。

原因は、ストロボの光がグリーンバックの照り返しで被写体に当たってしまっているからですね。これを防ぐには、

今度は下に白い紙を敷いて撮影しました。

完璧ではありませんが、グリーンバックからの照り返しがだいぶ防げているのが分かります。

個人でもブツ撮りされる方もいらっしゃると思いますので、参考になればと思います。

クロマキー撮影からのPhotoshopでの切り抜き作業もそのうち載せたいと思ってます。

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