PDF入稿が普及して、以前よりもDTPによる入稿データのハードルはグッと下がりました。
リンクファイルがなかったり、出力側に無いフォントが使われたりといったありがちなトラブルも回避できるPDF入稿。最近ではPDF/X-4に対応した印刷会社も多くなってきました。
それでもAcrobatでプリフライトしたり、出力プレビューで版数やオーバープリント、総インキ量、使用フォントなどの確認は必要でしょう。InDesignであれば、プリフライトを活用すべきですね。
プリフライトはもちろんですが、「透明の分割・統合」パネルのハイライト表示での確認、オーバープリントプレビュー、分版プレビューなどを使ってのチェックを行うことを習慣づけるようにしたいです。
特にオーバープリントは、K100%以外がRIP側でキャンセルされることも想定しておくことが必要ですし、背景のオブジェクトにも気を使う必要があります。
オーバープリントと並んで透明機能の影響も常に気を払う必要があります。