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RAW現像ソフトはCapture One 21を使ってます

RAW現像ソフトはLightroomやカメラ附属のものを使っている方が多いとは思うのですが、1年ほど前からLightroomとCapture Oneを併用してきました。Capture Oneは中判デジタルカメラやデジタルバックを販売しているPhase Oneが開発しているRAW現像ソフトです。

最新バージョンはCapture One 21で、永久ライセンスとサブスクリプションが用意されています。RAW現像する頻度が少ないと元が取れないお値段となります。

すべてのカメラメーカーに対応したモデル、メーカー毎に限定したモデルが用意されています。

メーカー専用とすべてのメーカーに対応したモデルに分かれる

買い切りの永久ライセンスとサブスクリプション(月間または年間支払)が用意されています。また145個のスタイルが含まれているプランが用意されています。スタイルはLightroomで言うところのプリセットです。

買い切りとサブスクリプション

ちゃんと日本語対応していますし、基本的な操作はLightroomやPhotoshopを使っているユーザーであれば直ぐに使えるようになると思います。ツールのチュートリアル動画が英語だったり、ネット上に情報が少ないことがデメリットになると思います。困ったときにネットを検索してもなかなか見つかりません。

慣れると使いやすいUI

最新のLightroomではポップコーン現象も抑えられてますし、画質に関しても使用しているカメラメーカーによって違ってくると思いますし、人物写真なのか風景やスナップなのかによって印象が変わるので、どちらが優れているかはケースバイケースだと思います。

AdobeのCreative Cloudストレージの恩恵やPhotoshopとの連携を考えるとLightroomの方が有利ですし、Lightroomの操作に慣れて不満がない方にCapture Oneをオススメしようとは思いません。

それでも私の場合、今ではすっかりとLightroomを使わなくなってしまいました。RAW現像はCapture Oneオンリーです。機能面ではLightroomの方がオールラウンダーで何でもこなせて、極端な欠点も見当たらないと思います。Capture OneはAdobe製品を使ってきた私には慣れるのに時間が掛かりましたし、UIもLightroomほどスッキリとしていません。

それでもCapture Oneを使っている理由は。

ほとんどが感覚的なことなので伝えづらいのですが、Lightoomは操作性がシンプルで一見簡単なように感じるのですが満足できる仕上がりにするのに手こずります。Capture Oneは一見操作系が煩雑に感じるのですが、慣れると仕上げるまでが速い。カスタマイズすると更に操作しやすくなります。

万人にオススメというわけではないのですが、Lightroomユーザの方も30日間のトライアルがありますので是非ともCapture Oneを使ってみてもらいたいと思います。特にプロカメラマンの方はRAW現像による仕上げに多くの時間が掛かると思いますので、Lightroomに満足していない方は是非試してみてください。

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