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【MacBook Pro Late2016】コーティング剥がれに備えて、液晶保護フィルムを貼る

約5分
【MacBook Pro Late2016】コーティング剥がれに備えて、液晶保護フィルムを貼る

MacBook Pro(Late2013)の液晶コーティング剥がれ

MacBook Pro(Late2013)の液晶コーティングが剥がれて修理に出しているのですが、皆さんのMacBookは大丈夫でしょうか? 原因はメガネ拭きなどのアルコール成分を含んだもので画面を吹いてしまったり、そうでなくても強く擦ってしまうと液晶のコーティングが剥がれてしまうことがあります。

公式なリペアプログラムは出ていませんが、購入から1年以内もしくはApple Care Plusに加入しているのであれば3年以内であれば無料で修理してもらえる可能性があります。MacBookの電源をオフにして画面を確認してみましょう。

万全を期すために液晶保護フィルムを探してみる

AppleSore渋谷のジーニアスバーに行った際に、新型MacBookProの液晶コーティングは以前の処理から改善されているのかを尋ねましたが、明確な答えはもらえませんでした。多少改善はされているとは思いますが、保護フィルムを貼ることでコーティング剥がれの対策を施しておきたいと思います。まだMacBook Pro(Late2016)用の液晶保護フィルムで出揃っていなませんが、株式会社ミヤビックスから15インチ用として下記の4タイプが発売されていました。ミヤビックス以外からの商品もありましたが、これまでのレビューから品質重視で選びました。

  • 高光沢タイプ「OverLay Brilliant for MacBook Pro 15インチ(Late 2016) Touch Barシートつき」
  • 低反射タイプ「OverLay Plus for MacBook Pro 15インチ(Late 2016) Touch Barシートつき」
  • キズ修復・耐指紋タイプ「OverLay Magic for MacBook Pro 15インチ(Late 2016) Touch Barシートつき」
  • ブルーライトカットタイプ「OverLay Eye Protector for MacBook Pro 15インチ(Late 2016) Touch Barシートつき」

高光沢タイプと迷いましたが、今回は低反射タイプの「OverLay Plus for MacBook Pro 15インチ(Late 2016) Touch Barシートつき」を購入しました。新しいMacBook Pro(Late2016)も発色も良く、ディスプレイの輝度も高いのですが、長時間使用していると目が疲れてくるんですよね。グラフィック仕事がメインなので光沢を抑えたアンチグレアタイプの方が印刷物に近いのも理由の一つです。液晶保護シート以外にTouchBar用保護シートもついてきました。

液晶保護フィルムを装着

iPhoneとかと比べて面積が広いので貼るのに神経を使いますね。作業する場所は、湿気を満たした風呂場がベストと言われてます。換気扇を止めてシャワーを5分ほど出しっぱなしにしておきます。今回は撮影もしたかったので、室内で作業しました。

手を中性洗剤で洗う

手の脂が液晶や保護フィルムに付かないように、中性洗剤で手を洗います。

液晶の汚れを落とす。

メガネクリーナーで液晶面を吹きます。私はカメラレンズ用のクリーナーを使いました。細かい埃はメンディングテープで取るか、ブロアで飛ばします。仕上げにメガネ用クロスを使いますが、あまり強く擦るとコーティングが剥がれるかもしれないので、軽く拭きます。

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一旦、キレイになっても室内だと埃が舞っているので、発見したらすぐにメンディングテープで取り除きます。

保護シートの位置決め

上下左右にどれだけのクリアランスがあるのかを確認します。私のフィルムの場合は左右に1mm、上下に0.7mmほどの余裕がありました。

カメラ位置も確認しておきます。

端から徐々に貼る

面積が広いので貼り直すのも大変なので、きちんと位置決めしたら5〜10cmほど養生シートをめくって端からゆっくりと貼っていきます。

空気が入らないように押さえながら少しずつ進めていきます。

空気を押し出す

カード類でもいいですが、あまり強く押すと保護シートに傷が付いてしまうので、ティッシュやクッキングシートを間に噛ませた方がいいです。今回は珍しく手際が良かったのか、製品が良かったのか分かりませんが、全く空気が入りませんでした。

Touch Barの保護フィルムを装着

Touch Barは簡単には取り外せず、修理となると費用が相当かかるようなので、保護フィルムを貼っておくと少し安心できます。まずは液晶と同様にメガネクリーナーなどでキレイに拭きます。

位置合わせをしてみました。指紋認証部分は保護シートを貼ると認証できなくなるので、その分保護シートが短くなっています。

貼ってみましたが、違和感なく貼ってることも忘れそうです。

再度、ディスプレイプロファイルを作成

液晶保護シートを付けたことで透過率も変わったはずなので、「i1 Display Pro」でプロファイルを作り直しました。

前回と同様にD65とD50でプロファイルを作成しました。ディスプレイの輝度は120cd/m2にしましたが、新型MacBook Proは最大輝度が高いので、下記の位置で120cd/m2になりました。

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もっと安い保護シートもありますが、アンチグレアが良かったのと、指紋も全く付かないので満足してます。コントラストは多少下がったとは思いますが、長時間作業しても目が疲れなくなることを期待してます。

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コメントとトラックバック

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. こんにちは。その後、ディスプレイの状態はどうですか?英語で調べると大きなクロスを挟むのがよいとされていて、修理後にどのように対策をするか迷っています。回答頂けますと幸いです。

    • コメントありがとうございます。
      MacBook Pro(Late2016)に買い換えて保護フィルムを貼ってからは問題は発生していません。
      クロスを挟むのは余程薄くないとディスプレイとのヒンジに負担が掛かってしまうのではないでしょうか。ディスプレイに部分的な圧力が掛かるのも怖そうです。コーティング剥がれに関しては保護フィルムを貼ることで発生は抑えられるのではと考えております。

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