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カッターの使い方

カッターの使い方

作品作りやポートフォリオ作りでは、出力した用紙をカッターで仕上がり線で断裁したり、タイルプリントした用紙を貼り合わせカッターで仕上がりサイズに断裁したり、製本工程ではカッターで40〜50ページを三方断ちする必要もあります。仕事に就いても、ダミーを作ったりカンプを作る際には用紙の貼り合わせや断裁など、手作業は多いものです。

経験が少ないと、キレイに断裁できなかったり、貼り合わせがピッタリしなかったりと失敗は付きものですが、それをあまり気にしないでほったらかしてしまうのはいけませんね。失敗したら上手くできるまで何十回でも繰り返して、自分が作ったモノを出来るだけ良い状態で見てもらえるように仕上げましょう。

今回はカッターの基本的な使い方を紹介したいと思います。カッターぐらい使えるよと言われそうですが、切り口をキレイにするのは意外と難しいです。まずは自分の切り口が滑らかになっているかを常に意識するようにしましょう。

 

基本1 カッターを使う時は毎回刃を折る

カッターの刃の先端はすぐにへたってきますし、少し使わないと錆びてくるので、切れ味が悪くなったら直ぐに折るようにしましょう。

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基本2 カッターの刃を出し過ぎない

S型カッターの刃は薄いので、長く出してしまうと反ってしまい切り口が滑らかになりません。また、力が入れづらかったり、角度が安定せず定規からズレてしまう原因になります。

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基本3 力を入れない

紙を切る場合は力を入れないようにしましょう。握り方としては、鉛筆を握るように持つと細かい作業がしやすいです。しかし、定規を当てて用紙を真っ直ぐに切る場合は、人差し指を伸ばしてカッターの先に当てた方が角度が安定します。力が入ると紙の切り口が反ってしまったり、カッターが反ることで切り口も滑らかになりません。カッターを紙の上を滑らすように、1枚だけを切るように使いましょう。と、言葉で言っても伝わらないですね。何枚か重ねた紙を1枚だけ切ったり、2枚だけ切ったりと練習すると間隔が掴めると思います。

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基本4 カッターは寝かせて使う

寝かせすぎる必要はありませんが、30度くらいは寝かせないと切り口が反り上がってしまいますし、角度も安定しません。寝かせすぎると定規にカッターの本体が乗り上げる場合もあるので注意しましょう。

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基本5 定規に対しての角度は真っ直ぐか、少し内に向ける

1枚や2枚の用紙を切る場合は定規に対してカッターを真っ直ぐにして切りましょう。製本などで大量の用紙を一気に切る場合は、ほんの少しカッターを内に向けて使います。通常のカッターの刃は両刃なので、定規を使った場合は少し外側に逃げようとする力が働きます。

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基本6 定規の当て方に気をつける

仕上がり線で切る場合は、用紙を回転させカッターがズレても判型が守られるように判型側に定規を置くようにします。定規はカッター定規や金属の定規を使いましょう。定規に体重を掛けてズレないようにします。

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基本7 腕は縦にしか動かさない

用紙を回転させるか、自分が移動して、腕を上下に動かす向きにしましょう。手首や肘は動かさないようにして、肩を動かしてカッターの角度が一定になるように気をつけます。腕を横に動かすようにカッターを使うと定規とカッターの角度が一定に保てずに曲がってしまいます。

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基本8 立って切る

座っているとカッターの角度が安定しませんし、定規の押さえも効きません。定規に体重を掛ければズレを防ぐこともできます。

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番外編
  • 冬場は特にハンドクリームを付けて紙で手を切らないように
  • カッティングマットはミツワのソルベントなどで拭くと汚れが取れる
  • シルバーの金定規は光って見づらいので、グレーのモノを使う
  • 原紙は紙目に逆らっている方向の寸法は正確でない場合がある
  • 用紙の紙目に逆らう方向を切る時はズレやすいので注意する

 

私が使っているカッターは、オルファ リミテッドSK LTD-05です。

 

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