ポートフォリオ

作品作りに箔押しを使う

作品作りに箔押しを使う

生徒がポートフォリオに箔押しをしたいというので、アイロンによる箔押しに挑戦してみました。

購入したのは購入したのは吉田金糸店の「スタンピングリーフ」という商品。

スタンピングリーフ http://www.yoshida-leaf.com/

下記の3種類を試してみました。
S-1 金 ハガキサイズ(148×100mm)20枚入
S-2 銀 ハガキサイズ(148×100mm)20枚入
S-70 ホログラム(無地)銀 ハガキサイズ(148×100mm)5枚入

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作業手順としては、

  1. レーザプリンターまたはコピー機を使って、箔を付ける絵柄をK100%で用意する
  2. 絵柄にスタンピングリーフをのせる。※箔のの面が上
  3. 中温度(約150℃)のアイロンをあてる
  4. スタンピングリーフを剥がす

レーザプリンターやコピー機のトナーに、アイロンを使用して熱と圧で転写するだけなので作業としては単純ですね。布など場合は糊シートを使用すると箔押しできるようです。

まずは箔を乗せる用紙を準備します。表面の平滑度が高くないと上手く箔がのらないそうなので、今回は王子製紙のPODグロスコートを使用しました。箔を乗せる部分がK100%になるようにプリントします。

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プリントした用紙を本やノートなどの上にのせ(アイロン台では柔らかすぎるそうです)、スタンピングリーフを絵柄の上にのせます。
袋から取り出す際に袋のセロテープに付かないように注意してください。

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位置がずれないように、ドラフティングテープで端を留めておきます。

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直接アイロンを掛けてもいいようですが、アイロンの滑りを良くするためにクッキングシートを上に掛けました。

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アイロンを中温度の少し下(140〜150℃)にセットします。アイロンを押さえながら箔の上を3〜4回あてます。トナーにアイロンをあててしまうと溶けるので注意しましょう。

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終わったらクッキングシートとドラフティングテープを外します。

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スタンピングリーフを剥がします。少しずつめくるようにしましょう。箔が残っている部分は再度利用できるので袋に戻して保管します。

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今回は、金・銀・ホログラムを試してみましたが場所に寄っては上手く転写できない部分ができてしまいました。
トナーの濃度やアイロンの掛け方をもう少し工夫する必要がありそうです。しかし、こんなに簡単に簡易的な箔押しができるなんて、もっと早く見つけていれば良かったです。0.1mmの罫線のも割ときれいに箔がのっています。

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スタンピングリーフは、アイロンでトナーを高温にすることでトナーが溶けて接着剤の代わりになり箔が定着する仕組みです。今後の課題としては、絵柄の部分的に箔をのせたい場合にこの方法だと難しいこと。先に箔を用紙に定着させ、箔の部分を抜いたデータを出力することで可能ですが、細かくのせたい場合や箔粉のように散らしたい場合は無理だと思います。また、用紙の平滑度が高くないと箔がきれいにのらずに擦れてしまいます。

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今後は、吉田金糸店さまから取り寄せている「熱定着ボトル糊」をスクリーンで印刷し、スタンピングリーフを定着させたいと思います。トナーを利用した場合は、箔が上手く乗らなかった箇所はK100%のトナーが見えるので黒くなってしまいますが、糊を使用することで目立たなくなるかと思います。また「熱定着ボトル糊」を使うことで平滑度の悪い用紙にも箔がのるのかを実験してみます。

粉末状の箔粉を使って、絵柄面に箔を振りかけるのもやってみたいと思います。カッティングプロッタで箔粉を掛ける型を作成してスプレー糊で箔を振る箇所に糊を塗り、箔粉を掛けるとかでしょうか。やってみないと分かりませんが。

生徒の作品制作やポートフォリオ制作に向けての情報を掲載するのが目的ですが、段々と自分が楽しんでいるだけになってきている気もします。年明けにはシルクスクリーン(Tシャツくん)も届くのでまた実験をしてみたいと思います。

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