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【InDesign CC 2017】インタラクティブ機能(1)概要

【InDesign CC 2017】インタラクティブ機能(1)概要

InDesignのインタラクティブ機能

今回から数回にわたってInDesignのインタラクティブ機能を詳しく紹介していこうと思います。
InDesignでは、固定レイアウトEPUBやPublish Online、ADPSなどでインタラクティブなコンテンツを再現することが可能です。紙メディアのレイアウトソフトであるInDesignでデジタルコンテンツを制作することへの風当たりも強いですが、電子書籍の可能性を広げる意味でも出来ることが広がることのメリットは大きいと思います。

InDesignから書き出すことができるインタラクティブ可能なファイル
Publish Online インターネットで公開し、Webブラウザーで閲覧できるデジタルドキュメント
インタラクティブPDF インタラクティブ機能を含んだPDFファイル
フィックスレイアウトEPUB 固定レイアウトのEPUBで、iBooksなどでインタラクティブ機能が再現できる
リフローレイアウトEPUB リフローレイアウトの電子書籍であり、インタラクティブ機能はかなり限定される。
DPS 従来あったDigital Publishing SuiteからDigital Publishing Solutionとなり、大手出版社向けになってしまったデジタルマガジンをアプリとして配信するソリューション
HTML InDesignコンテンツをWeb形式に書き出せます。
FLASH Flash Playerで再生可能なインタラクティブ形式

さまざまな書き出しができますが、ここからはインタラクティブ機能の再現性が高い「Publish Online」と「フィックスレイアウトEPUB」を前提に進めていきます。

InDesignで用意されているインタラクティブ機能

インタラクティブ機能として使用するパネルはウィンドウメニューにある「インタラクティブ」のカテゴリーに入っています。DPS(Digital Publishing Solution)では「Overlays」パネルも使用します。少しややこしいのが、書き出す形式によって使用できるインタラクティブ機能が限定されていたり、書き出せたとしても表示するソフトウェアによって再現性が違ったりします。

素材データの準備

ムービーファイル 動画を素材として使用する場合は、MP4形式が汎用性があります。
サウンドファイル 音声を素材として使用する場合は、MP3形式が汎用性があります。
画像ファイル JPEGまたはPNG形式が汎用性があります。カラープロファイルは「sRGB」で準備します。
図版ファイル 直接InDesignに配置する場合は、画像ファイルとして書き出して使用した方が安全です。
OAMファイル Animate CCで作成したアニメーションを配置するにはOAMファイルを書き出す必要があります。
インターネット上の素材 Google MapやYoutubeのムービー、Webサイトをオンラインで表示することも可能

ドキュメントの作成

InDesignで新規ドキュメントを作成しますが、紙メディアの場合と少し変わります。

  • ドキュメントプロファイル:「モバイル」か「Web」を選択することで、RGBモードでドキュメントが作成できます。
  • 見開きページ:Publish Onlineや固定レイアウトEPUBでは、書き出し時に見開きページをどう書き出すかが設定できます。
  • ページサイズ:固定レイアウトではデバイスサイズによって表示されるサイズが変わります。表示するデバイスが決まっていれば、そのサイズに合わせて作成します。
  • 裁ち落とし:デジタルでは裁ち落としは不要になります。
  • レイアウトグリッド/マージン・段組:どちらを使用しても構いません。

マージンはピクセル指定になるため、デバイスのサイズや表示するソフトによって変わってきます。

次回から、実際のインタラクティブコンテンツを制作していきます。最近のInDesignはインタラクティブ機能に関するアップデートが激しいので、ここではInDesign CC 2017を前提に進めたいと思います。

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