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iMac 27インチの内蔵ハードディスク交換

iMac 27インチの内蔵ハードディスク交換

iMac 内蔵HDDの障害

自宅で家族が使っているiMac 27インチ(Late 2009 Core2Duo)が起動途中に落ちるようになったとのこと。

確認してみると、起動音がしてアップルマークまでは表示されるが、プログレスバーが進まず途中でシャットダウンしてしまいました。

  • 「セーフモード」(Shiftキー)で起動しようと試みるも起動できず
  • NVRAMのリセット(command+option+P+R)しても改善せず
  • SMCのリセット(電源コード抜き→15秒待ち→電源コード差し→5秒待ち起動)しても改善せず

 

次にリカバリーモードで起動(command+R)し、ディスクユーティリティを開きました。
すると、内蔵HDDが赤く表示されて問題が起きているのが確認できます。これで起動できないのは内蔵HDDの故障が原因だとほぼ断定できました。S.M.A.R.T.のエラーが起きているので、内蔵HDDが亡くなってると考えていいかと。

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念のため、ディスクの検証とディスクの復旧を試みましたが、予想通りダメでした。

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このiMacはLate2009で5年以上経っているので、HDDとしては良く保ったほうかもしれません。
内蔵HDDの交換をしますが、仕事用Macではなくバックアップも取ってないのでバックアップから復旧とはいきません。出来るかぎりホームフォルダは復旧させたいと思いますが、外付けとしてマウントできるかはやってみないと分からない…。

Amazonで、WD製3TB HDDを早速購入しました。3TBでも1万円ちょっとと格安です。

 

iMac Late 2009の内蔵HDD換装

iMacのHDD換装はこれまでも何度かやっていて工具も揃ってるので早速進めます。
尚、iMacの内部にアクセスしたり、自分でHDD換装をすればAppleの保証外になりますので、自己責任になります。

必要な工具は、

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  • iMacのモニターガラスを外すためのバキュームリフター
  • トルクスドライバー T8

 

まずはiMacの電源ケーブルなどのケーブル類を全て外し、本体を寝かせます。フローリングとかだと傷つくので、カーペットか布などの上が良いと思います。

iMacのモニターにはめ込まれているガラスを外します。強力なマグネットでくっついているので、バキュームリフターで引っ張って外します。上部側から引くと簡単に外れますが、ドライバーなどでこじ開けようとするとガラスが割れることもあるので必ずバキュームリフターを使うようにしましょう。

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ガラスが外れたら、安全な場所に立てかけておきます。

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次に液晶を外します。左右4箇所ずつの計8箇所がトルクスネジで固定されています。T8のトルクスレンチで外します。

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ネジが外せたら、iMacの上部側から液晶モニターを持ち上げます。液晶を外すときは注意が必要で、液晶が本体側とケーブルが繋がっているので、浮かせながらコネクタを外します。全部で4箇所のケーブルがありますが、HDD換装で外す必要があるのは1番上のコネクタだけ外せば大丈夫です。

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HDD本体は、左右真ん中の上部にあります。2箇所のトルクスネジを外し、SATAケーブルと温度センサーのケーブルを抜けば取り外せます。

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HDD固定用の金具が付いているので、2つのピンと金具を外して新しいHDDに装着します。後は元に戻すように、トルクスネジで固定し、SATAケーブルを挿します。新しいHDDは温度センサーのコネクタ形状が違うので、ケーブルを繋がずそのままにします。

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液晶モニターを閉じて、8箇所のトルクスネジで固定します。上下のネジはすぐ近くに強力なマグネットがあるので、ちょっとコツが必要かと思います。最後にガラスをくっつけて内蔵HDDの換装は完了です。

 

初期化とOSのインストール

今回は、MacBook Proで作成しておいた「Mac OS X Yosemite」のインストールディスク(USBメモリ)を使いました。

用意するもの

  • 8GB以上のUSBメモリ(外付けHDDでも可)
  • Mac
インストールディスクの作成手順
  1. App StoreからOS X Yosemiteをダウンロードします。
  2. ダウンロードが完了するとインストール画面が表示されますが、進めずに終了します。
  3. USBメモリをMacに差します。
  4. 「ディスクユーティリティ」アプリを起動します。
  5. サイドウィンドウでUSBメモリを選択し、「パーティション」タブを選びます。
  6. パーティションのレイアウトを「1パーティション」にします。
  7. 「オプション」をクリックし、「GUIDパーティションテーブル」を選びます。
  8. パーティションに適当な名前(Yosemiteなど)を付けて、フォーマットを「Mac OS 拡張(ジャーナリング)として「適用」ボタンをクリックします。フォーマットが完了したら、「ディスクユーティリティ」は終了します。
  9. 「ターミナル」アプリを起動し、下記のコマンドを入力してreturnキーを押します。
  10. パスワードが聞かれるので入力しreturnキーを押すと、インストールディスクが作成されます。しばらく時間が掛かりますが、「Done.」と表示が出たら、完了です。

 

後はインストールディスクから起動し、「ディスクユーティリティ」で換装したHDDを「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でフォーマットしてから、Mac OSをインストールすれば完了です。

 

HDD Fan ControlでiMacのファン回転をコントロールする

純正の内蔵ディスクは4ピンの温度センサーコネクタがあります。

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iMac Late2009モデルの内蔵HDDですが、元々搭載されているHDDはAppleによりカスタマイズされた温度センサーのコネクタ(4ピン)があり、サードパーティ製HDDに換装しようとしてもコネクタ形状が違い換装できません。今回購入したWD製HDDは8ピンのコネクタでした。そのためHDDの温度センサーを取り込めません。

解決法としては、下記が考えられました。

  • Appleに修理依頼する。
  • 秋葉館(http://www.akibakan.com/)で販売している「iMac late2009/Mid2010用センサーケーブル In-line Digital Thermal Sensor for iMac 2009-2010 Hard Drive Upgrade(価格6,400円)」を購入する。
  • Vintage Computer(http://www.vintagecomp.com/)で販売している「iMac Late 2009/Mid 2010 用HDD 交換キットツール付き(価格8,980円)」を購入する。または「iMac Late 2009/Mid 2010 用HDD センサケーブル(価格6,980円」を購入する。
  • 「HDD Fan Control」というソフトウェアで制御する。

今回は、ソフトウェアでどこまで制御できるのかをやってみたかったので「HDD Fan Control」を使ってみることにします。

HDD Fan Control http://www.hddfancontrol.com/

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購入してインストールするとシステム環境設定に「HDD Fan Control」の項目が追加されます。一先ず、デフォルトの設定でやってみます。ファンも暴走せずに安定しているようです。

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「HDD Fan Control」で問題が起こりそうになったら、別の解決法を試したいと思います。
1日経ちましたが、今のところ安定しています。

残念ながら、純正のHDDは外付けで接続してもマウントできませんでした。大した問題はありませんが、必要なデータはバックアップする習慣が必要ですね。

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コメント&トラックバック

  • Comments ( 2 )
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  1. 齊藤様、はじめまして
    当方のMacも同一仕様でSMARTエラーでHDD交換を行いました。
    ただやはりファンの暴走に悩まされ、なんとか回避の方法がないか
    思案し、結局外付けに温度センサーで逃げる方法をと考えて部品を
    発注した後にiFixitサイトの情報を入手しました。
    (Step 10のコメント欄が問題のところになります。)
    私の場合はSeaGateの1TBでセンサー部は4端子でした。

    結局サイトの情報を基にコネクタのラッチを切り取って端子を
    逆接続したところ、正常に温度情報を取り込んでFree Wareの
    ファンコントロールソフトで動作確認できました。(暴走なし)

    WDなど他社の場合は、別途端子の接続を検討する必要がありそう
    ですが、サイト情報から見る限りHDD信号側の2つの端子がセンサー
    信号になりそうです。
    温度センサーの仕様は定かではありませんが、サーミスタ式の
    抵抗を使用している場合は、2端子間の抵抗値でオープンにならない
    ところが当たりではないかと考えています。

    少なくてもSeaGateの場合は、通常接続でファン暴走が起きる場合は
    是非端子の逆接続を試して頂ければと思いご報告した次第です。

  2. Ooishi Masaoさま

    貴重な情報ありがとうございます。端子の逆接続とは全く考えませんでした。
    iFixitサイトに情報があったんですね。
    今のところソフトウェアで誤魔化し対応していますが、次回開けた時に挑戦してみたいと思います。

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